冬の魚!旬の魚の種類は!料理法を知っておいしくいただく!

冬になると、楽しみなのが冬の魚!

寒いと脂がのっていて、おいしいんですよね〜

冬は魚以外にもおいしいものがいろいろありすぎて、欲望に任せて食べてしまうとあとがたいへんです・・・

その点、魚は栄養もあり、カロリーも高くないので安心して食べられます。

さて、そんな冬が旬の魚には、どんな種類があるのでしょうか?

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冬が旬の魚の種類と料理法と栄養成分

冬が旬の魚ですが、その「種類」、「料理法」、「栄養成分」を次に紹介しますね。

河豚(ふぐ)

冬が旬の魚と言ったら「ふぐ」が思い浮かびます。

まさしく冬の味覚という感じです。

ふぐは上品な淡泊な味わいで、歯ごたえがよいですが、内臓に猛毒(テトロドトキシン)があるため、ふぐを取り扱うことのできる資格を持った人しか扱うことができません。

<ふぐの種類>

●トラフグ
・・・最高品種。味も値段も最高。

食べられる部位
・・・肉、皮、白子

毒のある部位
・・・肝臓、卵巣、腸

●マフグ
・・・味はよく、値段も手ごろで流通量も多い。

食べられる部位
・・・肉、白子

毒のある部位
・・・肝臓、皮、卵巣、腸

●シマフグ
・・・トラフグに次いでおいしいといわれます。
値段も手頃です。

食べられる部位
・・・肉、皮、白子

毒のある部位
・・・肝臓、卵巣、腸

●ショウサイフグ
・・・安価で流通量が多く、鍋やから揚げなどにも使われている。
肉や白子にも弱毒があるといわれていますが、過食しなければ(食用量で1kg超えなければ)いいとされています。

食べられる部位
・・・肉(弱毒)、白子(弱毒)

毒のある部位
・・・肝臓、卵巣、腸

他にもいろいろな種類のフグがいて、全身毒だらけのふぐもいます。

ふぐを取り扱う資格を持った人しか、調理してはいけませんから、見よう見まねで調理することは避けましょう!

ふぐの旬

11~2月

ふぐの旬は「秋の彼岸から春の彼岸まで」といわれていますが、冬の寒い時期のふぐが最もおいしいとされています。

ふぐの料理法

●てっちり(ふぐの鍋)

●てっさ(ふぐの刺し身)

●から揚げ

●天ぷら

●焼き物

●汁物

など

ふぐの栄養成分

●高タンパク、低脂肪、低カロリー

●肉の部分にうま味成分のグルタミン酸

●ビタミン類

●ミネラル類

など

鮟鱇(あんこう)

見た目は頭が大きく平べったく、さばきづらい身のやわらかい深海魚です。

見た目とは反対に味は上品で「東のアンコウ、西のフグ」といわれています。

江戸時代の頃の五代珍味の一つでもあり歴史のある高級魚です。

江戸時代の五代珍味とは「三鳥二魚(さんちょうにぎょ)」と呼ばれ「鶴(つる)・雲雀(ひばり)・鷭(ばん)・鯛(たい)・鮟鱇(あんこう)」が選ばれていました。

食用になるのはメスで、オスは食用になるほど成長しません。

あんこうは肉食魚なので口が大きく歯が発達していて、長く伸びた背びれをヒラヒラと釣竿のように動かし、エサと間違えた魚たちを飲みこんでしまいます。

あんこうの旬

12~2月

あんこうの料理法

あんこうは身がやわらかくブヨブヨして大きいので、「吊るし切り」という特殊な方法でさばきます。

吊るし切りしてさばかれたあんこうは「あんこうの七つ道具」と呼ばれます。

「身・ほお肉・あご・肝臓・胃・卵巣・皮」に分けられます。

●鮟肝(あんきも)
・・・肝臓の部分、海のフォアグラといわれるほどこってりしておいしい。

●鍋物
・・・しょうゆ味、味噌味ベースで。

●から揚げ

●天ぷら

など

あんこうの栄養成分

あんこうは全体の80%が水分でできています。

●ビタミン

●ミネラル

●脂肪分が少ないのでカロリーも高くない。

など

<鮟肝の部分>

●脂肪分が多く、高カロリーとなっています。

●ビタミンA

●ビタミンE

など

鰤(ぶり)

ぶりは成長するにつれ名前が変わる出世魚の代表的な魚です。

大きさによって名前が関東、関西で次のように変わっていきます。

●大きさの基準

・35cm以下の稚魚

・35~60cmぐらいのもの

・60~80cmぐらいのもの

・80cm以上のもの

●関東での名前の呼び方

ワカシ→ イナダ→ ワラサ→ ブリ

●関西での名前の呼び方

ツバス→ ハマチ→ メジロ→ ブリ

「ハマチ」という呼び方がありますが、現在では養殖物を一般的に「ハマチ」と呼びます。

この他にも各地でいろいろな呼び方があります。

ぶりの旬

12~1月

寒い時期のぶりは「寒ブリ」といって脂がのってうまみたっぷりです。

ぶりの料理法

●刺し身

●ぶり大根

●煮付け

●塩焼き

●ぶりのしゃぶしゃぶ

●粕汁

など

ぶりの栄養成分

●DHA(ドコサヘキサエン酸)

人の体内では作ることのできない栄養素です。

脳の血液循環をよくする働きがあります。

●EPA(エイコサペンタエン酸)

人の体内では作ることのできない栄養素です。

血液をサラサラにして中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす働きがあります。

●ビタミンB1

●ビタミンB2

●ビタミンE

など

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鱈(たら)

お腹いっぱい食べることを「たらふく(鱈腹)食べる」といいますが、この言葉の語源になっている魚です。

なぜそういわれるようになったかというと、たらは成魚になり産卵期を迎えるととても大食漢になりエビ、イカ、カニ、カレイなど大量に食べるのでお腹がとても膨れています。

そのお腹を見て呼ばれるようになったんですね。

日本でたらと言えば「マダラ」のこと。

他にも「スケトウダラ」と「コマイ」という種類が獲れます。

●マダラ
・・・「白子」が有名です。オスのマダラからとれます。なのでマダラは基本的にオスの方が高価です。
他にも「菊子」「菊」「雲子」と呼ばれたりもします。

メスの卵は「真子」と呼ばれており、スケトウダラの卵よりは味が落ちるといわれています。

●スケトウダラ
・・・卵が「たらこ」になり、唐辛子で調理すると「明太子」になります。

練り製品の原料にもなります。

●コマイ
・・・主に干物になります。

たらの旬

12~2月

たらの料理法

●鍋物

●塩焼き(鮮度がよければ)

●ムニエル

●煮付け

●フライ

●から揚げ

●「白子」(クリーミーでクセのない味わい)の料理法

・さっと湯通ししてポン酢で
・天ぷら
・椀物

など
たらの栄養成分

●高たんぱく質

●低脂肪で低エネルギー

●コレステロールも低め

●ビタミンA

●ビタミンB群

●ビタミンD

●ミネラル類

●うま味成分のグルタミン酸、グリシン、イノシン酸が含まれており、淡泊な味の中にも深い味わいがあります。

<白子の栄養成分>

●たんぱく質

●ビタミン類

●ミネラル類

●コレステロールが高め
量に気をつけて、からだにいいものでも摂り過ぎはよくないので。

など

甘鯛(あまだい)

あまだいは江戸時代以前から高級魚として親しまれてきた魚です。

あまだいといったら普通は「アカアマダイ」をさします。

他にも「シロアマダイ」「キアマダイ」の3種類あります。

「シロアマダイ」がもっとも味がおいしいとされています。

福井県若狭湾で獲れる「アカアマダイ」に薄塩をふったものを「若狭グジ」といい、高級食材として扱われています。

身がやわらかくて、ほのかな甘みがあり上品でおいしい白身魚です。

あまだいは正確にはタイの仲間ではなく、外見や味が似ている「あやかり鯛」といわれるものです。

あまだいの旬

11~2月

あまだいの料理法

●昆布締め

●若狭焼き

●酒蒸し

●ムニエル

●煮付け

●から揚げ

●ホイル焼き

●西京みそ漬け

●粕漬け

など

あまだいの栄養成分

●良質のたんぱく質

●ビタミン類

●ミネラル類

など

真名鰹(まながつお)

まながつおって、てっきり、かつおの一種なのかなと思っていたのですが、正式にはイボダイの仲間なのですね。

なぜ「かつお」ってつくのか? 諸説あります。

・かつおのとれない瀬戸内海で、かつおに見立てて「まねがつお」からなった説

・「真にうまい魚」から「まながつお」になど

「まながつお」は関西から西で多くとれ、東日本ではほとんどとれないので「西国に鮭なく、東国にまながつおなし」という言葉もありました。

なので関西の方で特に人気があり、懐石料理なのでも好んで使われています。

上品でやわらかくクセもない白身魚の高級魚です。

まながつおの旬

12~2月、3~5月

まながつおの料理法

●刺し身(鮮度のいいもの)

●照り焼き

●煮付け

●揚げ物

●ムニエル

●西京漬け

●甘酢をかけた中華風

など

まながつおの栄養成分

●たんぱく質

●脂質

●DHA

●EPA

●ビタミンA

●ビタミンB群

など

魚がおいしい冬は、魚を買う頻度が高くなります。

「寒○○」と付くと特においしいように感じられ、ついつい買い物カゴへ・・・

「刺し身にしようかな」、「煮付けがいいかな」、「鍋にしようか」と迷うのも楽しいものですよね!

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