健康

昆布の栄養は?種類は?食べ過ぎには注意!

昆布の栄養にはどんな成分が含まれているのでしょうか~?

昆布といえば”うまみ成分、美味しくなる素!”って感じがしますよね。

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昆布でだしを作るとき、麦茶など入れるポットに昆布と水を入れ、前の晩から冷蔵庫に入れておけば、翌朝には使えますし、便利です。

昆布には、「だし用」、「昆布巻き用」などいろいろな用途がありますが、どのくらい種類があり、どの昆布が何の料理に向いているのか知っておけば何かと重宝します。

「健康にいいだろう」と思って食べている食品でも、1日に食べる適量とか決まっていたりしますが、昆布にもあるのでしょうか?

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昆布の栄養

昆布は「海の野菜」といわれるほど栄養豊富です。

●昆布には、ミネラル(カルシウムやカリウムなど)各種ビタミン食物繊維などの栄養成分があります。

特にミネラルが豊富で、昆布のミネラルは、体内への消化吸収率がとても高く、その約80%が体内に吸収されるといわれています。

●昆布にはヌメリがありますよね〜

このヌメリには、すごい栄養効果があり、「粘質多糖類」と呼ばれ、海藻にしか存在しない特有の多糖類が含まれています。

「粘質多糖類」にはアルギン酸、フコイダンがあり、次のような効能があります。

1.アルギン酸・・・水溶性食物繊維で、血圧や悪玉コレステロールを低下させ、体内の塩分調整などの働きがあります。

2.フコイダン・・・水溶性食物繊維で、免疫力の活性化、胃の粘膜の保護、胃の炎症・潰瘍を修復する働きがあります。

ヨウ素(ヨード)

昆布に含まれるヨウ素の量は食品の中でもトップクラスです。

ヨウ素は甲状腺ホルモンの原料であり、甲状腺ホルモンの分泌をうながして、新陳代謝をよくする働きがあります。

昆布の種類

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日本の昆布の約95%は北海道で採れ、残りは青森県・岩手県・宮城県の3県で採れています。

昆布の代表的な種類の特徴は次のようになります。

羅臼昆布(らうすこんぶ)

正式名称「利尻系えながおに昆布」といいます。

特徴:
非常に濃厚でこくのあるだしがとれ、昆布の最高級品とされ「だしの王様」とも呼ばれています。
高級進物用にも用いられます。

用途:
煮物・鍋物向き。主にだし昆布として使われますが、佃煮・おやつ昆布としても使われます。

利尻昆布(りしりこんぶ)

特徴:
味が濃く香りも高い、透明な澄んだだしがとれる高級昆布です。昔から京都で人気があり使用されています。

用途:
鍋物・湯豆腐の下敷き。主にだし昆布として使われますが、高級おぼろ・とろろ昆布としても使われます。

真昆布(まこんぶ)

特徴:
だしは上品な甘味を持ち、高級品とされ、澄んだだしがとれます。

用途:
鍋物・お吸い物向き。主にだし昆布として使われますが、塩こんぶ・とろろ昆布・佃煮昆布としても使われます。

日高昆布(ひだかこんぶ)

三石昆布(みついしこんぶ)とも呼ばれます。

特徴:
柔らかくて煮上がりが早く、味も良いので、いろいろな用途に使える万能昆布です。

用途:
だし昆布・煮物の具材・昆布巻き

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長昆布(ながこんぶ)

特徴:
日高昆布系で細長い昆布。最も生産量が多い。

用途:
昆布巻き・おでん昆布・佃煮昆布・煮昆布

細目昆布(ほそめこんぶ)

特徴:
細目の葉形で粘りが強い昆布です。

用途:
とろろ昆布・刻み昆布・納豆昆布の材料として使われています。

がごめ昆布

特徴:
粘りが非常に強いです。

用途:
とろろ昆布・おぼろ昆布・松前漬け

棹前昆布(さおまえこんぶ)

「野菜昆布」や「早煮昆布」とも呼ばれています。

特徴:
若い長昆布で煮上がりが早く柔らかく煮崩れません。

用途:
煮物・昆布巻き、結び昆布、大豆と昆布の炊き合わせ・おでん

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昆布の食べ過ぎに注意

昆布に含まれているヨウ素を摂り過ぎると甲状腺機能障害になる可能性があります。

反対に不足しても甲状腺に異常が出る原因になります。

もともと日本人は食生活の中で海藻類などのヨウ素を含んだ食べ物を多く食べていました。

ですから過度な摂取は気をつけなければなりませんが、外国人と比較するとヨウ素を体内に蓄積しにくく過剰摂取の受けにくいといった意見もあるようですね。

日本人(大人)の摂取量は、最低で0.15mg/日、最大で3mg/日といわれています。

乾燥昆布は100gあたり、100mg~400mgのヨウ素を含んでいますから、10gの乾燥昆布を摂取するだけで、上限値の3倍以上摂取することになります。

やはり健康にいいからといって、昆布を毎日摂り過ぎる日が、続くとよくないようですね。

昆布を食べるときに、大豆食品を一緒に摂ると、消化吸収を助け、ヨウ素の過剰摂取を防ぐといわれています。

わかめのお味噌汁に豆腐をいれたり、昆布と大豆の炊き合わせなど、昔から日本人は理にかなった食生活をしているのですね。

昆布のうまみ成分

<主成分>
・グルタミン酸ソーダ

<その他>
・アルギン酸
・甘味成分のアラニン・マンニット

表面についている白い粉は、アラニンやマンニットが表面に浮き出て結晶したものです。

洗い流すとせっかくの栄養効果がなくなってしまうので、決して洗わずに布巾などで、軽く拭きとるようにすると、うま味を逃しません。

だしをとるときは、昆布に切れ目を2~3か所繊維に対して垂直に入れると成分が出やすくなります。

昆布は「海の野菜」といわれるほど、栄養豊富な食品ですし、おでんの昆布や昆布巻きなど美味しいのでついついたくさん食べがちですが、ヨウ素の摂取量に注意したり、大豆食品と一緒に食べるなどの工夫も必要ですね。

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