鍋料理で赤ワイン、白ワインに合うものって?

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鍋の美味しい季節になりましたね。

食材を変えて鍋を楽しむのもいいですが、ご一緒にお酒を召し上がる人も多いはず。

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普段、どんなお酒を合わせていますか?

ほとんどの人はビールや日本酒と答えるかもしれません。

今回はそんなお鍋料理に合うワインを見ていきたいと思います。

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赤ワインに合う鍋料理

簡単にまとめてしまえば、味や癖の強いものには赤ワインが合います。

赤ワイン自体も白ワインに比べて味やコクなどがありますよね。

脂肪の多い肉料理、癖のある肉料理にはタンニンのしっかりある赤ワインを。

渋味のあるタンニンによって脂身や肉の臭みをきれいに流し、料理をさらに美味しく感じさせます。

すき焼きみたいに味がしっかりとした鍋や牛肉を使ったものには赤ワインと相性がいいです。

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割り下に赤ワインを使用するのもいいですね。

赤ワインを加える際はしっかり煮詰めてから他の調味料の醤油、みりんなどを加えてください。

野菜は白菜みたいなものではなく強い個性があるクレソンやごぼうを入れたりすると美味しいです。

きのこもたくさん入れてもいいと思います。

すき焼きのしっかりした味に合わせたいのは、ボルドーのカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー主体のしっかりしたワイン。

赤ワインのいいところ

アンチエイジングに欠かせないポリフェノールが豊富なことでも知られている赤ワイン。

しかし、他にも様々な体へのいい影響があることはご存知ですか?

ポリフェノールは抗酸化作用があり体のサビを防止して老化を遅くしてくれる。

簡単に言えばこれがアンチエイジングです。

また、ポリフェノールは動脈硬化、眼精疲労、ガンの発生の予防にもなるとも研究でわかってきました。

しかし体にいいからといって多く飲めばいいということではありません。

一日にボトル1本ではなく、毎日グラス1杯といったように定期的に少量ずつ飲むのがオススメです。

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白ワインにあう鍋料理

赤ワインとは逆で白ワインは癖の少ない、鶏肉、豚肉、しゃぶしゃぶなどに料理した牛肉などに。

魚や鶏肉、豆乳などを使った鍋料理はコクのある、しっかりとした白ワインが合います。

水炊きや 寄せ鍋などのポン酢で食べる鍋に合わせるワインは、辛口の白ワイン。

シャルドネみたいな酸味のあるタイプが合います。

ポイントは酸味なので、ぶどうがよく熟す温暖な地方のものよりも寒冷な地域の産地の方が合わせやすいです。

北半球の産地がフランス、イタリアの北部などの酸味がしっかりしているものを。

ゆずや柑橘系の絞り汁を加えたポン酢とよく合います。

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豚肉と白菜のミルフィーユ鍋も簡単で美味しいので最近の流行りになってきていますよね。

豚肉と白菜の甘みに合うのは、すっきりとした白ワイン。軽く冷やして合わせるのもいいでしょう。

チーズフォンデュ鍋は、チーズを溶かす際に白ワインを少し加えるレシピもありますよね。

風味がとても良くなります。

加熱が不足してしまうとワインの味が残り、苦味や酸味出てしまいます。よく混ぜながら加熱しましょう。

チーズフォンデュ鍋に合うのはすっきりとしたタイプ。

チーズがコクがあるのですっきりとしたシャルドネなんかがいいと思います。

豆乳鍋なんかもこれと合います。

赤ワインと合わせたい時は軽いタイプのワインがいいです。

白ワインのいいところ

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ポリフェノールは赤ワインが多いという印象があると思いますが白ワインももちろん多く含まれています。

ただ、赤ワインに比べたら製法の段階で除いてしまう成分があるのでどちらを飲んでも同じだとは言えません。

白ワインに含まれる有機酸は、いうなれば「酸」で酸っぱい性質のものです。

これが腸内のphを下げて弱酸性にします。

その酸が少し強いという環境は善玉菌を残して悪玉菌を減らしていきます。

善玉菌が多いということは腸が正常に動くのに必要な環境なので便秘の解消になります。

白ワインはカリウムが多いのも特徴の一つです。

カリウムはナトリウムを排出するミネラルでナトリウムとくっついている水分も一緒に排出されます。

つまりカリウムは利尿作用があるのです。

体内の余分な水分を排出してくれるので、むくみの改善や血圧を下げるのに有効です。

またカルシウム、マグネシウムも含まれていて血行が悪くなって発生する冷え症にもいいです。

軽く冷やして飲むのが風味を損なわずにすっきりとした白ワインを楽しむのにはベストだと思います。

今回は鍋とワインのお話でした。

日本産のワインも近年は注目度が高まってきています。

日本産の特徴としてはあまり強すぎないこと。

風味も癖も外国産のものに比べると日本人にとって、とても飲みやすいと思います。

鍋料理にもとても合うと思うので是非とも今年の冬の鍋は日本産のワインも試してみてください。

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