精神

NLPとは?コーチングでメンタル面を強化する!

オリンピックが始まりました!

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オリンピックは世界各国の強者たちが世界一を競い合うわけですが、スキル、能力的にはほとんど変わりなくても結果に大きく左右してくるのがメンタル面での強さです。

どんなに日頃、能力があり、いい記録を残せていても多くの観衆が見守る中、また国を代表して闘うという大変なプレッシャーの中で、勝っていくにはメンタル面が強く、実力を発揮できないことにはいい結果を残せません。

欧米の強い選手たちには、大概がメンタル面でのコーチがついて、コーチングが行われていると聞きます。

日本でも最近ではコーチングが行われるケースも増えてきています。

先日、テレビで赤羽のやる気のない少年野球チームをメンタルトレーナーの高妻容一さんが立て直す番組がありました。

やる気のないあきらめムードのマイナス思考で凝り固まっているチームにまずは笑いながらプレーをしょうという指導でした。

高妻さんによると、笑顔になることにより、緊張や力みがなくなり、プレッシャーなども取り除き、本来の力を出せるというもの。

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高妻さんは1981年に5年間アメリカへ留学し、メンタルトレーニングの手法を学び、日本にメンタルトレーニングを取り入れた第一人者です。

「笑顔になれ!」という指導を日本に導入したときは、かなり叩かれたそうです。

今では、ボクシングの村田諒太選手や琴バウアーの琴奨菊のメンタルトレーナーとしても一流選手の成果を出しています。

高妻容一さんのメンタルトレーニングについて興味のある方は彼の書いた「基礎から学ぶ!メンタルトレーニング」を一読するといいですね。


NLPとは

メンタルトレーニングにはいろんな手法がありますが、専門家であるメンタルトレーナーが選手に付き添ってコーチングを行うと効果が出やすいですよね。

コーチングによってメンタル面を強化して、本来持つ選手の潜在的に有する力をも引き出していきます。

このコーチングを行う際にベースとなっているものに「NLP理論」があります。

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NLPって、あまり聞きなれませんが「Neuro-Linguistic Programming」の略で日本語に直すと「神経言語プログラミング」です。

アメリカのオバマ大統領、クリントン大統領、アンソニーロビンズ(メンタルトレーナー)らもNLPを学んで人々に影響を与えているといいます。

NLPを学ぶことによって

・自己の思考・感情・行動のコントロール

・他人にやる気を与える

・悩みや問題を解決する

ことに役立ちます。

NLPは言語学の助教授であったジョン・グリンダーと心理学を学んでいたリチャード・バンドラーがカリフォルニア大学サンタクルーズ校で出会い、天才や苦難を乗り越えた人が使う言語、非言語のパターンを研究したことからスタートしました。

ゲシュタルト療法のフリッツ・パールズ、家族療法のヴァージニア・サティア、催眠療法のミルトン・エリクソンについて研究し、12のパターンを完成させました。

この12のパターンは①一般化、②歪曲、③省略の3つに分類されます。

3つの分類

人は話をする時に、情報を完璧に伝えるのでなく、情報を①一般化したり、②歪曲したり、③省略したりして伝えるとされています。

●「一般化」とは、例外を排除し、ある体験がすべての体験を代表するように伝えることを指します。

●「歪曲」とは、現実の誤認により、話の真実が歪められることを指します。

●「省略」とは、一部の情報だけが伝えられ、他の情報が伝わらず真の意味が伝わらないことを指します。

12のパターン(メタモデル)

人が話を伝える際に起こりがちな「3つのパターン」をさらに具体化した12のパターンは次のとおりになります。

■一般化
①可能性の一般化: 「〜できない」、「無理」と無意識のうちに限界を定めている。
②必要性の一般化: 「~すべきだ」、「~すべきではない」と決めつけている。
③例外を認めない一般化: 「全て」、「いつも」、「決して~ない」、「一つも~ない」など例外を認めないでいる。
       
■歪曲
④X=Yという歪曲: 二つの異なる要素が同じ意味になっている。
⑤前提という歪曲: 何か隠れた前提がある。
⑥因果という歪曲: 「〜は〜の原因だ」と決めつけている。
⑦憶測という歪曲: 証拠もないのに他人の感情や考え方を決めつけている。

■省略
⑧不特定名詞: 「誰が?いつ?何が?どこで?誰に?」などが省略されている。
⑨不特定動詞: 「具体的にどのように行われたのか」が省略されている。
⑩比較: 「比較対象」が省略されている。
⑪判断: 「判断基準」が省略されている。
⑫名詞化: 「何をする」など、名詞化された過程や経過の情報が省略されている。

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ルーティーンを生み出すアンカリングの手法

NLPを勉強すると、人が無意識に話していること、無意識下の表情、しぐさなどで、何が実際起こっているのか?捉えやすくなり、そこに適切な質問をすることにより、さらに相手の本質を探り、相手に気づきを与え、問題を解決したり、やる気を高めたりすることができます。

わたし自身、コーチングもNLPも習ったことがあるんですが、かなりコーチングを学ぶうえでNLPの要素を取り入れています。(もちろんコーチングもいろいろな流派がありますから、そうでないコーチングもあるかもしれませんが・・・)

テニス・プレーヤーのアンドレ・アガシやクリントン大統領や多くのセレブをコーチングしている世界NO1コーチと呼ばれるアンソニーロビンズも、NLP理論を勉強してコーチングを行っているようです。

NLPを習う中で「アンカリング」という手法があります。

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結構数多くのスポーツ選手も実践しています。

勝負の前に自分を最高の状態に持っていくためにあるジェスチャーやルーティーンを行うことです。

イチロー選手の打席に立った時、毎回行うルーティーンや少し前に流行ったラグビーの五郎丸選手のルーティーンなどメンタルを安定させ、自分を最高の状態に持っていくためのものです。

このルーティーンを生み出す「アンカリング」の手法ですが、次のようにして行います。

①今まで自分が自信があり最高の結果を生み出していた状況を思い浮かべます。

その時の状況をできるだけ、ありありと具体的に思い出します。まわりに何が見えるか?自分はどんな姿勢・表情・動き・感情であったか?

その最高の時の気分を思い出し、浸ります。

②この最高の時の気分を端的に表す自分にしっくりくるフレーズを作ります。

例えば「わたしはできる!」、「わたしは最高だ!」など。

③最高の時の”イメージ”とその時の”気分”と”フレーズ”が揃った時点で、この時にふさわしいジェスチャーを考えます。

その時のジェスチャーは普段やらない動作を選びます。

ここぞという時に行うジェスチャーですので、人に見られて恥ずかしいようなものは避けます。

例えば「左手の小指を右手で握りしめる」など・・・

④ジェスチャーが決まったら、静かな落ち着く場所で

最高の時の”イメージ”とその時の”気分”を思い出し、味わいながら”フレーズ”を呟き、または心の中で呟きながら”ジェスチャー”をします。

⑤このジェスチャーを行うと同時にフレーズを呟くことによって最高の時の”イメージ”と”気分”になれるか確認します。

うまくいったならば、このルーティーンを行うといつでも最高の状態を作り出せることになります。

NLP、コーチングによってこのようなアンカリングなどの手法を使って(他にもいろんな手法があります)、アスリート選手はもちろんのこと、ビジネスマン、政治家などにも活用されて、高いパフォーマンスを生み出していくんですよね。

一流を極めれば極めるほど、最後はメンタル面をいかに強くできるかがパフォーマンスを出す、出せないの分かれ目になってきます。

自分のパフォーマンスをよりよく極めたい方にはNLPの勉強も役に立つかもしれませんね。

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