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中華鍋の手入れをきちんとして長く使い続けるコツは?

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中華鍋の手入れの仕方、知ってますか?

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以前、中華鍋を買って使っていたのですが、上手に使いこなせず、残念なことに手放してしまったことがあるんです。

手放した原因は手入れをきちんとしていなかったからです。

使い方もよくわかってなくて、「だいたいこんな使い方でいいのかな〜」って感じで、「こんなときはこんなふうにする!」っていう使いかたをよくわかってなかったんですね。

料理番組や雑誌で中華鍋を使っている場面を見る度に中華料理などを作るときは、「中華鍋を使いたいなぁ〜」って思ってしまいます。

中華鍋という道具の力も借りておいしく料理を作りたい・・・と。

ということで今度は失敗しないように、中華鍋を使いこなし長い付き合いをしていくために手入れの仕方を調べてみました。

今度はちゃんと最初から手順を踏んで、手入れをしていきたいです。

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中華鍋を使いこなすには

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中華鍋を使ってみたいけど、いろいろと面倒くさそうと思っている人も多いかもしれません。

中華鍋を使う前にやるべき作業は、最初からきちんと決まっているので手順を踏んでやるだけのことなのですが・・・

不慣れなので大丈夫かなと不安に思ったりしますけど、決まっていることを確実にやり遂げればいいだけのことなんですよね。

そして使っていくうちに「赤サビがとれない」、「焦げが付いてとれない」と壁にぶつかるかもこともあるかもしれません。

けれど使っていく中で「温度が高かったり、低かったり」、「油慣らしがよくできていないからだ」といろいろと原因もわかってきたりして、工夫しながら上手に使いこなせるようになるものかもしれません。

中華鍋を空焼きする

まず買ってきて最初にする作業が「空焼き」です。

新しく買ってきた中華鍋には錆び止剤がコーティングされています。

錆び止剤がコーティングされたまま料理を作ってしまったら、油臭く感じたりしてせっかくの料理がだいなしになってしまったり、焦げ付きやすい中華鍋にもなってしまうのです。

なのでこの錆び止剤がコーティングされた中華鍋の錆び止剤をはがしてしまわなければならないのです。

このはがす作業を「空焼き」といいます。

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空焼きの手順

1.まずはじめに、キッチンに窓がある場合は開けて、換気扇を回しましょう。

2.火にかける前にスポンジに中性洗剤をつけて、表面についているホコリやゴミを洗い流します。

3.最初は中火で水分を飛ばし、中華鍋が温まってきたら強火にします。

強火のまま火にかけていると、最初は黒かった中華鍋がだんだん白っぽくなってきます。

全体に熱が伝わるように手首をまわしながら、全体が灰色ぽくなるまで作業を続けます。

全体が灰色ぽくなるまで時間がかかりますので(中華鍋の大きさにもよりますが1時間以上は覚悟)がんばりましょう。

4.全体が灰色ぽくなったら、錆び止剤がはがれた状態になったので火を止めます。

自然に冷めるのを待ち、冷めたらタワシや竹ササラで洗って水ですすいでもいいし、スポンジに中性洗剤をつけてお湯で洗い流してもOKです。

5.野菜くずを炒めて慣らします。

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中華鍋を火にかけて煙がでてきたら大さじ2杯くらいの油(油の種類はなんでもいいです)を入れて、鍋全体に油が回るようにして野菜のくず(キャベツの芯や外側、ニンジンの皮など)を炒めて慣らします。

6.火を止め、中華鍋の温度が少し下がったら野菜くずは捨てます。

タワシや竹ササラでやさしく洗ってお湯ですすぎ火にかけて水気を飛ばします。

7.中華鍋に油を落として、キッチンペーパーなどを使って鍋全体に薄く油をなじませます。

使ったあとの手入れ

油慣らし

この作業を使い終わった後きちんとやり続ければ、長く使い続けることができるんですね。

1.使ったあとは、中華鍋の温度が少し下がってから、まだ予熱があるうちにタワシや竹ササラで洗ってお湯ですすぎます。

予熱があると汚れが落ちやすく、冷めると落ちにくくなります。

2.強火に20秒ほどかけ空焚きして水気を飛ばします。

3.冷めたら中華鍋に油を落として、キッチンペーパーなどを使って鍋全体に薄く油をなじませます。

赤サビができてしまったら

しまうときに水分がついていたり、湿気が多い場所に置いておくと赤サビができてしまう場合もあります。

もしできてしまったら

1.スチールウールのタワシなどでサビになっている部分にクレンザーなどをかけてこすって磨き、それでもとれないときはサンドペーパーなどのさび落としでこすって磨きます。

2.サビが落ちたら鍋をきれいに洗います。

空焼きして、油をキッチンペーパーなどで塗りこみます。

焦げ付く原因

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中華鍋が焦げつく原因として次のようなことがあります。

1.火力が強いままで調理してしまい、温度が高くなり過ぎてしまう。

2.温度が低いまま材料を入れてしまう。

3.炒めるとき、油の量を少なめにしてしまう。

4.洗いすぎて鍋の内側の油でコーティングされた部分がはがれてしまう。

焦げをとる方法

1.中華鍋に水を適量入れます。

2.火を入れ、数分間沸かします。

3.時間がたったら火を止めてそのままの状態でおきます。

4.そのあとお湯を捨て、タワシや竹ササラで焦げの部分をこすり、洗い流します。

5.空焚きして、油をキッチンペーパーなどで塗りこみます。

中華鍋を買ったらまず最初に「空焼き」をきちんとやるということ、これが大事です。

結構、時間がかかりますから、時間のあるときに「空焼き」しましょう。

そしていつもの手入れもおこたることなく、「油慣らし」をつづけるということですね。

きちんと手入れさえやりつづければ今度は長く使っていけそうです。

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