お茶の入れ方!量や温度は?急須で入れておいしく飲むコツは!
お茶は、健康によくおいしいので毎日、1日何杯も飲んでしまいます。
まわりの人からは、「本当によくお茶を飲むよね」って言われるほど大好きです。
なので茶殻もよくたまってします。
あまりにも茶殻がたまってしまうので再利用のことも考え、最近では乾燥させて下駄箱の中の脱臭剤などに使ったりもしています。
1日何杯も飲むお茶ですが、本当においしく入れられているか?というとイマイチ自信はありません。
値段の高いお茶は、おいしいことは確実なんですが、できれば毎日気兼ねなく飲める値段のお茶をおいしく上手に入れて飲みたいですよね。
急須で、量や温度を守りおいしく入れて親しい人にも飲んでもらいたいですからね。
お茶をおいしく入れるには
あたたかいお茶を飲むと、ホッとするし、ゆっくり時間をかけて飲めるときは、豊かなひとときを過ごせます。
お茶とひと口にいってもいろいろな種類がありますね。
お茶は種類によって入れ方もかわってきますし、また人によっても入れ方の好みもあります。
濃いお茶が好きな人もいますし、あまり濃くなくほんのり甘く感じるお茶が好きな人もいます。
わたしが主によく飲むのが「煎茶」です。
煎茶は毎日飲むお茶として幅広く飲まれています。
まずは煎茶のおいしい入れ方や基本的な入れ方をしっかり抑えておきたいですね。
用意するもの
2杯分の場合
●やかん
●急須
●茶わん
●湯
120ml~180ml
・1杯あたり並煎茶90ml
・1杯あたり上級煎茶は60ml
●茶葉
4g~6g
・茶葉の量は並煎茶も上級煎茶も1杯あたり2gから3gの量が目安です。
お湯の温度
●日常に飲む煎茶
熱めで90℃くらいで入れるとおいしさがひきたちます。
●上級煎茶や新茶
うま味・甘味・渋味、色などを引き出すために低温の70℃くらいで入れます。
煎茶の入れ方の順序
1.水を沸騰させたお湯を茶わんに入れて、茶わんをしばらく温めます。
このとき茶わんを温めると同時に熱湯を適温まで下げる効果もあります。
熱湯で入れるとうま味が感じられなくなるので、面倒でも適温まで温度を下げます。
熱湯を急須から茶わんに注ぎ入れていくことで、茶わんを温めると同時にお湯を冷ましていく作用があります。
また湯冷まし(片口の器)などある場合は使用するとより早く温度を下げていきます。
2.きちんと量った茶葉を急須にいれます。
基本的に上級煎茶も普段飲む並煎茶も1杯2gから3gの量が目安になります。
3.適温まで冷ました茶わんの湯を急須に入れ、フタをして適切な抽出時間、蒸らします。
基本的に1杯あたり
上級煎茶・・・60ml、約2分
並煎茶・・・・90ml、約1分
が目安となっています。
お湯の量を毎回量って入れるのは面倒ですが、一度茶わんに注いだ湯を急須に入れれば簡単に量れますから便利です。
おいしく入れるポイント
急須にお湯を入れるときは6~7分目を目安に入れます。
ここがポイントでフタとの間にすき間をもたせることがおいしくなる秘訣になります。
4.急須のフタを親指で押さえ、茶わんにお茶を均一になるように入れます。
<3杯分のお茶を注ぐ場合>
茶わんに1,2,3と注ぎ、次に3,2,1と順番を逆に入れて量と色を均一に入れます。
5.急須を軽く上下に振り、最後の一滴まで注ぎきります。
お湯が残ってしまうと、2煎目を入れるときに余計な苦みや雑味を感じてしまいます。
2煎目を入れるときは、やや抽出時間を短めにしていただきます。
水にこだわる
日本茶はミネラル分の少ない軟水が適しています。
ミネラル分が多いとお茶の味や香りが出にくいため向いていません。
硬水はミネラル分が多いので日本茶に不向きで、日本の水はもともと軟水なので水道水でもおいしくいただけます。
水道水もヤカンで沸騰させてから、フタをとり2分から3分煮たたせるとカルキ臭も飛びます。
また寝る前などに水道水をいれたビンや麦茶ポットなどに備長炭や竹炭を入れたものを沸かしてもおいしくいただけます。
鉄瓶で水道水を沸かしても味がまろやかになるといわれています。
急須や茶わんの選び方
急須
日本茶には種類によって適した急須があります。
玉露や上級煎茶を入れるときの急須は、250mlから300mlの小ぶりのものが使われます。
それは1杯あたりの量を少なくするのが特徴のためです。
普段飲む用のお茶や並の煎茶は、600mlくらい入る大きめの急須が使われます。
小ぶりの急須と大き目の急須2つあればいろんなお茶をおいしく飲めるので便利ですね。
茶わん
磁器
一般的に玉露や上級煎茶など低温で入れるお茶に合うとされています。
内側が白色だとお茶の色が映えます。
陶器
番茶やほうじ茶など高温で入れるお茶に適しています。
形は筒状のもので厚みがある方が冷めにくくて良いとされています。
おいしくお茶をいただくには、あわただしいときではなく時間に余裕があるときがいいですよね。
茶葉の量やお湯の温度にも気をつけてベストな状態でお茶を楽しみたいですからね。