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正月の縁起物にはどんなものが?その意味は?

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一年の始めであるお正月。

年間を通じても特に日本特有の文化が強く見られると思いませんか?

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「縁起がいいから」と沢山の飾りや食べ物が見られますよね?

今回はお正月の縁起物について、いくつかみていきたいと思います。

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お正月の意味

まずはここから・・・

お正月の意味を知っていますか?
せっかくなのでここから確認してみましょう!

お正月の「正」には 「あらためる、きちんとする」などの意味があります。

まさに年の始まり、区切りですね。

それに「月」がつく正月とは「魂が若返り、新しくなる月」や「1年の初めの月」を意味している月です。

そんな一年の始めのお正月は年神様(としがみさま)を我が家にお迎えして祝う、新年度最初の大切な行事なのです。

正月の縁起物いろいろ

門松

門松はお正月の玄関飾りですよね。

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松は「神を待つ」との意味を含み竹、梅とともに長寿の象徴とされています。

年神様(または「歳神様」)は「門松」を目印に来臨するといわれています。

主に松や竹などの常緑樹を飾ることが多いですね。

本来は12月28日頃までに、または12月30日に門柱に飾るのが習わしです。

お節料理の重箱とは?

色々なおせちのお重がありますが、正式には4段に重ねます。

完全を表わす「3」の数に、さらに1つ重ねることでよりご利益をあげようとしているみたいです。

おせち料理は、もともとは季節の変わり目の節句(節供)に神様にお供えした料理でした。

しかし、正月が一番重要な節句であることから、やがて「おせち料理」といえば正月料理をさすようになっていきました。

また、おせち料理は年神様へのお供え料理であり、そして家族の幸せを願う縁起物の料理を詰めて、五穀豊穣、子孫繁栄、家族の安全と健康などの祈りを込めていたと言われています。

そんなおせちの中身を少しみていきたいと思います。

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伊達巻:長崎からの料理

江戸時代、長崎から江戸に伝わった「カステラ蒲鉾」が、伊達者(シャレ者)たちの着物に似ていたので伊達巻と呼ばれるようになったようです。

また、昔は大事な文書や絵は巻物にしていたので、おせち料理には巻いた料理が多くあるようです。

黒豆:元気に働けますように

「まめ」は元来、丈夫・健康を意味する言葉です。

「まめに働く」などの語呂合わせからも、おせち料理には欠かせない料理になっています。

昆布巻:昆布で健康長寿を

昆布は「喜ぶ」の言葉にかけて、正月の鏡飾りにも用いられている一家発展の縁起ものです。

おせち料理には、煮しめの結び昆布、昆布巻となって登場しています。

田作り:小さくても尾頭付き

五穀豊穣を願い、 小魚を田畑に肥料として撒いたことから名付けられた田作りです。

片口鰯の小魚(ごまめ)を使った田作りは、関東でも関西でも祝い肴3品のうちの1品です。

えび:長生きの象徴

えびは、長いひげをはやし、腰が曲がる格好をしています。

なので腰が曲がるまで長生きすることを願って正月飾りやおせち料理に使われます。

おせち料理には、小えびを串で止めたものがよく用いられます。

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福寿草が縁起物なのは?

旧暦の正月にあたる2月頃に開花の時期を迎える福寿草。

早春のウメに続き、日本の花の中でもかなり早い開花をみせる福寿草は、春の到来をつげてくれる草花としても知られています。

また冬を耐えしのび綺麗な黄色の花を咲かせる福寿草は、その花と雪の対比から黄金色に輝いてみえるため、とてもおめでたい草花とされ、幸福と長寿を合わせた名前がつけられたと言われています。

破魔矢はどんな矢?

破魔矢は、正月の縁起物として寺院・神社で授与される矢ですね。

中には破魔弓(はまゆみ)と呼ばれる弓とセットにすることもあるそうです。

このほか、家屋を新築した際の上棟式に呪いとして鬼門に向けて棟の上に弓矢を立てたり、新生児の初節句に親戚や知人から破魔矢・破魔弓を贈る習慣も昔から根付いています。

正月に行われていた弓の技を試す「射礼」(じゃらい)という行事に使われた弓矢に由来するとされています。

日本では古来、呪術をかける事は少ないが、呪術に対抗する破邪の慣習は多くあります。

一般に破魔矢の先が鋭く尖っていないのは、目標とする人や物自体ではなく邪魔が発する邪気・邪意・邪道・邪心等の妖気を破り浄化する用を為せばよいので、鋭利な刃物である必要が無い為です。

飾り方としては、本来はその時々の凶方向や逢魔の方角に先を向けて配置するのが正式でしたが、通常言われている凶方向や神社などでの指示に従って飾っても、心の中での邪気に向けて破魔矢を射るという意味合いで飾っても効力を発揮すると言われています。

初夢は?

年の始めに見る大切な夢である「初夢」はよく「一富士、二鷹、三茄子」で知られるように古くから初夢で一年を占います。

大晦日から元旦にかけて夜は眠らずに過ごすことが多いので、ほとんどは初夢は1月1日か1月2日の夜に見る夢が初夢とされているようです。

初夢で見ると縁起の良い物として、「一富士、二鷹、三茄子」があり、一番に富士山の夢、二番目に鷹の出てくる夢、三番目になすびが出てくる夢を見ると縁起がよいとされています。

しかし、これには色々な説があります。

徳川家康の好きな物が、一番目に富士山、二番目に鷹狩り、三番目に初物のなすであった事から生まれた言葉なんて説もあります。

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では、その他はご存知ですか?

いろいろありますが、とりあえず続きは四、五、六まであります。

四扇 :末広がり(子孫繁栄、商売繁盛)

五煙草 :祭り、祝い事に欠かせない、煙が上がるので縁起よし(上昇していく運気)

六座頭 :琵琶法師の座に所属する剃髪した盲人のこと。毛がない→怪我がない(家内安全) 

または

四葬礼、五雪隠 逆夢:吉兆

四葬式、五火事 逆夢

縁起がいいとされる夢の中に「ん?」と思うものもありますがこれは逆夢。

つまり見た夢とは真逆で嫌なものをみたら現実にはいい方向になっていくという説です。

よく「受験に落ちる夢をみると受かる」なんてあります。

昔からそういった悪い夢は吉夢とされていたのです。

夢関連で、七福神、宝船の絵などを枕の下に置いていくといい夢が見られるなんてのも初夢ならでは。これら以外の初夢を見たとしてもがっかりしないでください。

初夢は夢占いと思ってもいいかもしれません。

インターネットで夢占いで夢で見たものを単語で検索してみるといい夢だったりしますよ?

今回はお正月の縁起物についてでした。

ご紹介しきれませんでしたがお正月は縁起物がいろいろ!

日本の伝統にたまにはあやかってみませんか?

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