ドライフルーツのカロリーは?乾燥して栄養はどう変わる?
2015/05/01
ドライフルーツは、生で食べるより甘く果糖が多くなっていて美味しいですよね。
わたしの場合、朝はかならずヨーグルトにデーツをきざんだものを入れて食べています。
ドライフルーツって「美容にいいし、ケーキやチョコレートより健康にもいいだろうし、気にするほどのカロリーでもないだろう・・・」と思ってましたが、カロリーは、どのくらいあるものなんでしょうか?
またドライフルーツは生フルーツと比べ、カロリーや栄養価はどのくらい変わるものなんでしょうか?
ちょっと気になったので調べてみました!
ドライフルーツのカロリー
ドライフルーツ100gあたりのカロリーは下記のようになります。
デーツ(なつめやし)・・・354㎉
プルーン・・・・・・・・・237㎉
いちじく・・・・・・・・・324㎉
マンゴー・・・・・・・・・368㎉
なつめ・・・・・・・・・・307㎉
パイナップル・・・・・・・365㎉
キウイ・・・・・・・・・・337㎉
バナナ・・・・・・・・・・287㎉
りんご・・・・・・・・・・315㎉
かき・・・・・・・・・・・276㎉
ぶどう・・・・・・・・・・301㎉
パパイヤ・・・・・・・・・349㎉
あんず・・・・・・・・・・288㎉
ブルーベリー・・・・・・・311㎉
いちご・・・・・・・・・・341㎉
ドライフルーツは製品によって、糖をまぶしてあるものや、メーカーによっても違いがありますので、上記の数字は目安として考えてくださいね。
こうやってみると、ドライフルーツは、摂取する量を制限しないとカロリーの摂り過ぎで、太ってしまいますよね。
ドライフルーツの栄養
生フルーツの大半は、水分を80~90%含んでいるといわれています。ドライフルーツは水分を乾燥させることによって栄養成分が凝縮され栄養価が高くなっていきます。
ドライフルーツに多い栄養素としては、マグネシウム・ミネラル・鉄・カリシウム・銅・リン・亜鉛・食物繊維などがあります。
食物繊維には2種類があり、それぞれ次のような特徴を持っています。
①水溶性食物繊維
消化に時間がかかるので、お腹にとどまる時間が長くなり空腹を感じる時間が短くなります。悪玉コレステロールを除去する働きもあり、動脈硬化や高血圧を防止する働きもあります。
②不溶性食物繊維
咀嚼回数の多くなる食物に含まれています。よく噛むことで満腹中枢が刺激され、過度の食事量を抑える働きもあります。水に溶けにくい食物繊維で、消化器管内で水分を含むと大きく膨張して便の排出を促します。
●果皮や果実の色素成分などには、抗酸化物質のポリフェノールが含まれています。この抗酸化物質は体が老化する原因の活性酸素を取り除く働きがあります。
●フルーツの種類によっては、ドライフルーツにすると、ビタミンAの量が増えます。このビタミンAやミネラルは体調を整えてくれます。
●ビタミンCは、通常、生のフルーツの方が多く含まれていますが、りんごは、乾燥させることによって逆にビタミンCの量が増えます。
美容や健康を気にしている人達が、ちょっとお腹がすいた時とかおやつに、「ドライフルーツやナッツ類を食べるようにしています」って聞きますよね。
わたしもそうしてましたけど、これからは、美味しいからといってドライフルーツを食べ過ぎないように気をつけて、食べるときは適量を守っていかねば・・・ですね。
いくら栄養価が高くても摂り過ぎは、体にわるいですよね、特に糖分が。「過ぎたるは及ばざるがごとし」ですからね!