冷凍保存方法のポイント~ごはん、おかず編
2015/05/01
冷凍保存方法として、ごはん、おかず編を紹介します!
冷凍保存方法のポイント~ごはん編
すでに実践している方も多いと思いますけど、ごはんを1食分ずつ、冷凍保存しておけば便利ですよね。
そもそも、ごはん、パン、麺類などは冷凍保存に適しているんですね。
その理由は、ごはん、パン、麺類に多く含まれるでんぷんにあります。
でんぷんは、水と加熱すると、消化のいいαでんぷんに変わり、糊化し、冷えると、水を遊離して不溶の状態、すなわち老化します。
このでんぷんが最も老化しやすい温度が0~4度で冷蔵室の中での保存は老化するので適していないことになりますね。
一方、この冷蔵室より低い温度の冷凍室では、水分が凍結してαでんぷんに近い形で保存されるので再加熱してもおいしいんです。
ごはんを冷凍保存するときのポイントは炊き立てをラップで1食分ずつ平らになるように包んで、それをジップロックに入れて、ある程度冷めてから冷凍庫に入れて保存するといいようです。
やはり急速冷凍することがおいしさを保つ秘訣ですので冷凍庫に入れるときはアルミトレーやアルミホイルを敷いておくと急速冷凍に効果があります。
パンや麺類なども同様です。
冷凍保存方法のポイント~おかず編
カレー、シチューなど多く作ったおかずは無理して食べずに冷凍保存をうまく活用すれば、またおいしく食べれて便利ですよね。
ただ、おかずなら何でも冷凍すればいいというわけではありませんので注意が必要です!
冷凍保存に不向きなおかず、食物として
●解凍した刺身
●生野菜を使ったサラダ
●とうふ
●肉じゃがなどじゃがいものかたまり
●こんにゃく、うす揚げなど使ったおかず
●牛乳
●ゆで卵、目玉焼き
●大根
●りんご
●すいか
こんなものがあります。
基本的に何でも冷凍はできるのですが、冷凍後は、だいぶ味や食感が落ちるものとして参考にされてください。
また、肉、魚、野菜の冷凍保存方法については、こちらをご覧ください。
肉、魚、野菜を上手に冷凍保存してお料理に活用すれば、家計が節約でき、う~んと助かりますよ。