みかん皮!夏みかん皮などの利用法は?捨てるのもったいない!
果物を食べるとき、皮も食べられたらいいのになぁと思ったことありませんか?
みかんの皮は、冬になると1日に何個も食べてしまうことがあるので、すぐ皮がたまってしまいます。
夏みかんも皮がたいへんかさばるし・・・・
皮をうまく活用したいものです。
今まで、「みかんや夏みかんを皮ごと食べられたらどんなにいいだろう・・・栄養価も絶対高いはず!」と思ってました。
エコの面からも、ただ単に捨ててしまうのはもったいないので、皮もおいしくいただくには?
また食べること以外にも、活用できる方法を調べてみました。
目次
みかんの皮を食べる
みかんの皮を集めて、ある程度集まってきたらまとめていっしょに干して乾燥させます。
みかんの皮はもともと「陳皮(ちんぴ)」といわれる漢方薬です。
薬味として使う
カラカラに乾燥させたら、細かく刻んで、薬味として使います。
鍋のときポン酢に入れたり、うどんやそばを食べるときに入れてもおいしいです。
みかんジャムを作る
<材料>
みかんの皮
・・・適量(自分で用意できた量)
砂糖
・・・みかんの皮の半分の量(自分の好みの甘さで)
水
・・・みかんの皮の半分の量(砂糖と同量)
<作り方>
1.へたをとり、きれいに洗ったみかんの皮を水とともに鍋に入れて煮ます。
2分~3分ゆでて、お湯から取り出します。
2.みかんの皮の半分の量の水を、半分の量の砂糖のうち3分の1の量を入れた鍋に千切りにした皮を入れ、火にかけます。
3.残りの砂糖を2回に分けて加えていき、水分がほぼなくなるまで煮詰めると、みかんジャムの完成です。
みかんの皮の活用法
みかんの皮は食べるだけではなく、いろいろ活用法があります。
●電子レンジの臭いを消す
みかんの皮をそのまま電子レンジに入れ、弱で1分~2分加熱します。
そのとき、みかんが焦げないように気をつけます。
●消臭剤をつくる
みかんの皮をパリパリに乾燥させて、布袋などに入れシューズボックスなど臭いの気になるところに置きます。
●シンクを磨く
みかんの皮をそのまま使って水道の蛇口などの金属部分を磨くとピカピカになります。
●みかんの皮で洗剤を作る
<材料>
みかんの皮
・・・4個分
水
・・・400CC
<作り方>
1.みかんの皮4個分を手で適当に細かくちぎり鍋に入れて、15分ほど煮ます。
そのまま温度が下がるまで待ちます。
2.冷めたらザルでこしてから、霧吹きに入れて、スプレーして使います。
このできあがった洗剤で
・ガス台のまわりの油汚れをふき取ります。
・フローリングに吹きかけるとツヤがでます。
・畳の黄ばみに吹きかけ汚れを落とすと同時に黄ばみ防止にもなります。
洗剤の保存期間は保存料とかがはいっていないため、2週間くらいで使いきるようにします。
夏みかんの皮を食べる
夏みかんの皮の利用法として、ピールを作る方法があります。
夏みかんの皮ピールの作り方
<材料>
夏みかんの皮
・・・3個分(340g)
砂糖
・・・200g(夏みかんの皮と同量から皮の重量の70%程度)
水
・・・大さじ1.5
<作り方>
1.まずたっぷりの水で皮をよく洗います。
表皮を薄くピーラーやチーズおろし器などで削ります。
なぜ表皮を薄く削るかというと、食べたときに表皮がある場合と薄く削った場合では、食感が全然違ってきます。
表皮を薄く削り、白い綿の部分で作るととてもやわらかくできあがります。
決して削りすぎないようにします。
2.皮をむいたら、6等分にし、1cm幅くらいに切ります。
一晩水にさらします。
3.熱湯に3分入れ、水に3分入れ交互につけます。この作業を3回ほど繰り返します。
この作業で苦味やアクをもみだします。
ちょっと食べてみて苦味が残っていないか味をみます。
4.鍋に3分の一の量の砂糖を入れ、水を大さじ1.5を入れ煮詰めます。
よく水気を切った夏みかんの皮を入れ、フタをしてゆっくりと皮が透き通るまで煮ます。
5・ある程度煮詰まってきましたら、次の3分の一の量の砂糖を入れてフタをします。
たまに鍋を揺り動かしながら、とろ火で煮ます。
6.最後の砂糖を入れて、フタをしないで水分を飛ばします、焦げないように気をつけます。
7.水分が飛んだら、クッキングシートや、ざる、バットなどに並べて一晩から一日くらい表面がべたつかない状態まで自然乾燥させます。
できれば日当たりのよい場所で表と裏も干します。
<保存法>
容器に入れて、冷蔵庫で一か月ほど。
長期保存したい場合は、冷凍庫にいれます。
<チョコレートをコーティングする>
・できあがったピールに湯煎したチョコレートをコーティングしても、違った味が楽しめます。
みかんの皮の活用法って思っていた以上に幅広いです。まずは皮を捨てずにそのまま皮を使って蛇口をぴかぴかにするだけでもいいですよね。
夏みかんの皮を使ったピールは、とてもおいしそうで皮が残るのが楽しみになります。
食べ物の無駄をなくすことって、作った人に対しても、食べ物自体に対しても感謝につながりますね。