入浴法のいろいろ!入浴前に気をつけることやその効果は!
お風呂って1日の中で1番リラックスできる時間です!
なのでついつい時間をかけて入ってしまいます。
当たり前のように小さい頃からお風呂に入ってますから、今まであまり気にしたことありませんでしたが、入浴前にいろいろと気をつけることによって、入浴効果ってアップするんですね。
入浴法も人それぞれ自分に合った入り方で入るのが一番だと思いますし・・・
それと、うっかり入浴剤が切れていたって経験ありませんか?
そんなとき、家にあるものですぐに入浴剤を作れたらいいですよね~
目次
入浴する前に気をつけること
●入浴前にコップに1杯から2杯ほどの水分を摂るようにします。
●食後1時間は入浴を控えます。
食後すぐにお風呂に入ると、胃液が止まったり、胃腸の運動もにぶくなっていくので消化不良の原因になってしまいます。
飲酒後の入浴も危険なので、入浴してから飲酒するか、晩酌程度なら飲酒後2時間程度は避けるか、大量に飲んだときは入浴は避けます。
●空腹の時も入浴を避けます。
空腹のとき入浴すると胃酸過多になったりするなど気分が悪くなったりします。
●浴槽にフタをしないでお湯を溜めるときはそのまま蒸気が浴室を温めてくれますが、フタをして溜める場合は溜まった後フタをとってしばらく浴室を温めます。
特に冬場はいきなり暖かい部屋から寒い部屋へ行くときは寒暖差に注意します。
●入浴する前に体を湯の温度にならすために、かけ湯を十分にします。
かけ湯の順番として体の末端の方から徐々に中心の方にかけて、最後に体全体にかけ湯します。
これは、入浴時に起きる血圧の上昇を抑えるための予防になります。
頭にもかけ湯をしておくと、のぼせ予防になります。
特に冬場はいきなり熱いお湯に入るのは避けます。
入浴の効果
温かいお湯につかることで、体にも心にも効果をもたらしてくれます。
●筋肉の緊張をやわらげてくれます。
●神経を落ち着かせてくれます。
●血液やリンパの流れがよくなります。
健康にも美容にも効果があります。
いろいろなお風呂の入り方
お風呂の入り方として、お湯の温度、つかり方によって、効果が違ってきますので、その時の気分、体調によって入り方も変えてみるといいですよ。
38℃から40℃のぬるめのお湯
この温度にゆっくり入ると副交感神経の働きがよくなり緊張がほぐれてリラックスした状態になれます。
肩こりやストレス、安眠にも効果があります。
40℃以上の熱いお湯
この温度にサッと入ると気分がシャッキッとなります。
全身浴
肩までお湯につかる一般的な入浴法です。
全身が短時間で暖まって幸せな気分になります。
しかしその分水圧が大きく体に負担をかけます。
血液やリンパ液の流れはよくなりますが、心臓への負担は大きくなります。
半身浴
ぬるめのお湯に体の半分(みぞおちぐらいまで)だけつけてゆっくり入る入浴法です。
健康的な入浴法で、全身浴に比べると心臓への負担が少なく、長く入ることで血行がよくなります。
寒いと感じたら肩にタオルをかけます。
座浴
浴槽に20cmほどお湯をためて5分から10分ほど温まります。
月経不順、便秘などに効果があります。
大きめの洗面器にお湯を入れて、お尻だけ温めてもいいです。
手浴
熱めのお湯を洗面器に入れて、5分から10分くらい手首の上までつけます。
手・腕・肩こりに効果的です。
足浴
洗面器や浴槽にお湯をためて足をつけます。
足がだるいときやむくんだときに効果的です。
足先が冷たいときなど足先の血液の循環がよくなるので冷え症にも効果があります。
38℃から40℃のぬるめのお湯や40℃以上の熱いお湯に入るときもどちらも心臓に負担のかからない半身浴の方がおすすめです。
日本人は肩までつかる全身浴の方が温まって好む人も多いですが、時と場合によっては部分浴をとりいれるなど工夫して入った方がいいですね。
入浴剤を身近な材料で作る
入浴剤を切らしたときなど、家にあるもので簡単に作れます。
塩
ミネラルが多く含まれている天然塩をひとつかみお風呂にいれると、体の芯から温まりますので、冷え症のかたにもおすすめです。
重曹
浴槽にためたお湯に、ひとつかみの量をいれます。
すこしお湯がぬるぬるしますが、入浴後の皮膚の表面の水分蒸発を活発にして、さっぱりした気分になります。
梅雨時や熱帯夜のときに最適です。
牛乳
牛乳を適量お湯に入れるとミルク風呂になります。
牛乳が肌の乾燥を防ぎ、すべすべにしてくれます。
入浴するときは、「全身浴」すると肩までつかることで寒い時期は特に温まり「気持ちいい!」って思わず声に出してしまいます。
でも心臓に負担がかかっているなんて思ってもみなかったです。
空腹時も入浴前に何か食べたらいいと思いつつも、ついつい入ってしまうこともありましたが、そんなときは、ちょっと気分が悪くなったりしました・・・
甘くみてはいけませんよね・・・
お風呂入るとき、そのときの体調を考えてベストな入浴法をチョイスしたいです!