紅茶の効能は?からだやこころにも効果が!香りで癒されリラックス効果も!
紅茶は好きでよく飲むんですが、紅茶にはどんな効能があるのか知らないで飲んでいました・・・
紅茶を飲むことでもたらされる健康にもよい効果とはどんなものがあるのでしょうか?
いろいろな種類の紅茶がありますから種類別にも違う効能がありそうです。
紅茶の効能を知っておくと、よりおいしく紅茶を楽しめますよね!
紅茶の効能
紅茶は飲んでおいしいだけではなく、からだやこころにもよい成分がたくさん含まれています。
すでに17世紀頃から、オランダ人医師によるからだや精神におよぼす効果が証明されているそうです。
栄養価という点では、発酵過程でほとんど失われてしまいますが、栄養とは違った点でたくさんの効能があります。
<紅茶の主成分>
●カフェイン
苦味の成分です。
●タンニン
渋味の一種です。
主にポリフェノール、カテキン類を多く含み、このポリフェノールの一種に「紅茶フラボノイド」が含まれています。
●テアニン
アミノ酸の一種でうま味成分といわれるものです。
カフェインの効能
意外なことですが、紅茶の茶葉は、コーヒーの豆より3倍近くのカフェインを含んでいます。
でも抽出すると、コーヒーの方が紅茶より5倍のカフェインを含むことになります。
紅茶に含まれるカフェインは、フェインの働きをテアニンが抑制する働きがあるため、飲みやすくなりますが飲み過ぎには気をつけましょう。
カフェインの作用
・脂肪燃焼、肥満防止、ダイエット
紅茶を飲んでから、有酸素運動すると紅茶に含まれるカフェインの作用で脂肪の燃焼が促進されます。
・利尿作用
からだの中の老廃物が早く体外に排出されやすくなります。
・新陳代謝促進作用
ホルモンの分泌をさかんにして、代謝がよくなることで、肌の調子がよくなったり、むくみがよくなったりもします。
・疲労回復、覚醒、大脳刺激作用
疲れやイライラなどのストレスの解消にもつながります。
タンニンの効能(紅茶フラボノイド・カテキン類など)
タンニンに含まれる「紅茶フラボノイド」がからだを守る抗酸化物質として注目されています。
・抗酸化作用
老化や病気の原因となり、からだの細胞を酸化させる活性酸素を抑える働きがあります。
・風邪の予防
紅茶のカテキンの殺菌作用・抗菌作用の力で風邪の原因のウィルスの活性化を抑えてくれます。
なので紅茶でうがいをすると予防にもなります。
紅茶は完全発酵茶なのでからだをあたためる作用もあります。
・動脈硬化抑制作用
紅茶フラボノイドには、血管の健康に役立つ働きがあります。
動脈硬化や血管の老化などを防ぐ働きがあり、血液をサラサラにする効果も期待できます。
・虫歯予防
カテキン類には、消毒作用や殺菌作用があり、歯垢や虫歯の原因となる菌を防ぐ効果があります。
テアニンの効能
・集中力のアップとリラックス効果
紅茶を飲むと脳にα波が発生して、気持ちもリラックスしてきます。
頭もすっきりしてきて、集中力もアップしてきます。
フッ素の効能
フッ素はミネラルの一種です。
紅茶には、日本茶の番茶に次ぐフッ素含有量があります。
フッ素には歯のエナメル質を強くして虫歯を予防する働きもあります。
食後に砂糖を入れずに紅茶を飲むと虫歯予防の効果があります。
紅茶の香りがこころに効く
フレーバードティー
・・・香りのもととなる花や果皮などを紅茶にミックスしたもの。
花や果皮などから抽出した天然のエキスを紅茶につけたもの。
からだやこころにこうした花や果皮などに含まれる成分が有効に働いてくれます。
たとえば張りつめた緊張感から解放されリラックス効果をえたいときの香りとして
・ラベンダー
・カモミール
・ローズ
・リンデン
・ピーチ
などがあり、このようなリラックス効果の高いハーブをミックスしたり、その香りをつけた紅茶を選ぶとリラックスがえられます。
紅茶には、さまざまな効能があり、特にタンニンに含まれる紅茶フラボノイドはからだを守る抗酸化物質としての働きがあります。
活性酸素を抑える働きがあることを知り、好きで飲んでいる紅茶の成分にこんなうれしい働きがあることがわかったのでこれからますます飲む回数が増えそうです。
ただし、何ごとも適量があるので、飲み過ぎには気をつけたいです。
緊張感が続いたときなど、フレーバードティーを飲むと本当に癒され、こころに効きますからね。
紅茶の効能を日常の生活にうまく取り入れていくといいですね。