いちごの種類!栄養やおいしいいちごの見分け方は!
「いちご」って見た目が小さく、かわいらしくって、赤い色なので元気が出てきます。
「いちご」は、こどもや大人、特に女性に人気があり、イチゴ狩りなども盛んです。
冬になって、「いちご」が店頭に並ぶようになると、なぜかうれしくなってしまうんですよね〜
店頭に並ぶ「いちご」の種類もいろいろ変わってきていて、知らない名前の「いちご」もちょくちょく見かけます。
「いちご」も品種改良が進んでいるんだな〜」って感じます。
「いちご」の味の好みって、人それぞれですよね。
甘みの強いのが好みだったり、
酸味を適度に感じる方がよかったり、
甘みと酸味のバランスがとれているのがよかったり・・・
「いちご」の種類ごとの特徴やおいしい「いちご」の見分け方なども知っておくと、自分好みの「いちご」を選べますよね。
そこで「いちご」についていろいろと調べてみました。
目次
いちごの種類
いちごの歴史
「いちご」が最初にオランダから日本に輸入されたのは、観賞用として江戸時代の頃で、栽培品種が入ってきたのは、明治時代になってからです。
最近では「いちご」は、冬の季節の頃に特によく見かけますが、1960年代頃まではいちごの旬は5月から6月でした。
温室栽培がだんだんと盛んになってきて、秋から翌年の初夏の頃まで出回るようになってきたので、需要の多い年末年始の頃にも提供できるようになってきたんですね。
品種改良も各地で行われており、人気だった品種の交代も多くなり、より甘く・より大きな品種が好まれる傾向にあります。
ケーキやジャムなどの加工品に使われる「いちご」は足りずに、アメリカからの輸入量が増え続けているそうです。
いちごの栄養
ビタミンC
・・・中粒なら7粒食べると1日の必要量を摂取できます。
10粒食べると風邪予防になるといわれています。
ビタミンB1・ビタミンP・食物繊維
・・・袋ごと食べるとたっぷりとれます。
カリウム
・・・高血圧の予防、むくみ解消、生活習慣病の予防。
キシリトール
・・・虫歯の原因となるミュータンス菌の働きや増殖を抑えたり、だ液中のカルシウムと結合して歯からカルシウムが抜けるのを防ぎます。
なのでいちごを食後に食べて歯磨きすると効果があります。
フラボノイド
・・・抗酸化物質も多く含まれています。
いちごの品種
現在では「あまおう」「とちおとめ」「さがほのか」「紅ほっぺ」「さちのか」が5大品種となって全生産量の8割近くを占めています。
いちごは10年から20年ぐらいで世代交代になり、新しい品種が次々に生まれています。
アイベリー
名前の由来は、愛知県から生まれたので「アイベリー」とつけられ、「愛ベリー」とも表記されていたりします。
大粒の品種で20g~50gもあり中には80グラムのものもあります。
「アイベリー」をかけあわせ多数の大粒品種も生まれています。
贈答用高級いちごとしても人気があります。
期間
12月中旬~翌5月
あまおう
名前の由来は「あまい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字からとって名づけられました。
糖度も高く形も整ってつやもよく日持ちもしますが、切ったとき中心に空洞ができやすいといった点もあります。
期間
12月~翌4月
とちおとめ
全国的にもっとも多く作られている品種ですが、東日本で多く消費されています。
甘みが強く酸味が少なく、粒は大きめで日持ちもいいです。
期間
12月~翌5月
さがほのか
甘みが強くジューシーで酸味は少なく、果肉にしまりがあり食べごたえもあります。
期間
11月中旬~翌5月下旬
紅ほっぺ
名前の由来はほっぺが落ちるぐらいおいしくまた親しみをもってもらえるようにと願いを込めて付けられたそうです。
甘みと酸味のバランスがよくコクもあります。
期間
12月中旬~翌5月上旬
さちのか
円錐形で大きめ香りも良く糖度も高いです。
果肉がかためで日持ちします。
「幸の香」と表記されていることもあります。
期間
11月中旬~翌5月下旬
章姫(あきひめ)
果肉はやわらかくてジューシーで形も整っていて切ったとき中に空洞ができにくい特徴があります。
表皮がやわかいので傷みやすく保存に気をつけます。
期間
12月~翌5月
おいしいいちごの見分け方
いちごは傷みやすいですから、パックなどで売られている場合が多く、裏返して見て買わないと下の段のいちごが重みなどで、よく傷んでいたりします。
楽しみにして買ったいちごがあまりおいしくなかったら残念ですよね〜
なるべくおいしい「いちご」を選びたいので、きちんと見分ける方法を知って、これから買うときに役立てていきたいものです。
おいしい「いちご」には次のような特徴があります。
●ヘタが緑色で元気で乾いていないもの。
●果皮のツブツブがくっきりとしているもの。
●果皮の赤い色が鮮やかでキズがなく、ハリやツヤのあるもの。
(果皮の赤色の濃淡は品種によって違ってきます。赤色が均一な感じで鮮やかなものを選ぶとよいです。気をつけたいことは収穫後にもいちごは赤くなる性質をもっているので、果皮が赤くて鮮やかでもヘタに鮮度を感じなかったり、香りを感じない場合は注意が必要です。)
●ヘタの近くまで果皮が赤いもの。
※「いちご」のツブツブは種といわれていますが、実はこのツブツブが果実なんですよね。
このひとつひとつの中に種が入っていて、赤い部分は、花托(かたく)というめしべの土台となるものです。
いちごをおいしく食べるために
●「いちご」を食べる前に洗うとき、おいしく食べることができるのは次のどちらでしょうか?
①ヘタを取ってから洗う
②それとも洗ってからヘタを取る
正解は・・・
「洗ってから取る」です!
取ってから洗ってしまうと、せっかくの「ビタミンC」がどんどん流出してしまい、水っぽくなってしまいます。
●ヘタを取る前に「いちご」を流水に5分ほど浸けてから、振り洗いすると安心です。
いちごの季節になり、店頭でいろんな種類のいちごを見かけるようになってきますが、最近では、やはり大粒のものを買うことが多くなってきました。
「甘く」て「大粒」でおいしいですからね。
日本でいちごは250種類ほど栽培されてるそうですから、いろんないちごを食べ比べて、マイベスト1を見つけたいものです。