寿司の食べ方〜食べる順番や醤油のつけ方は?

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和食がユネスコ無形文化遺産に登録されましたが、和食の代表といえば、お寿司ですよね〜

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お寿司って慣れないうちは、カウンターで職人さんと対面で食べるのって緊張した経験ないですか?

どうして緊張するかといえば、お寿司をいただく時のルールとかネタの名前をあまり知っていないなど知識、経験不足からくるものだと思うんですよね。

ですから気軽にお寿司を食べられる「回転寿司」が大流行りになったのでしょうね。

そこで「回らないお寿司屋」での食べ方などまとめてみました。

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お寿司の食べ方

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注文する順番

お寿司を注文する順番って、特にルールはないので、基本的に自分の好きな物を頼めばいいんですが・・・

まず、おつまみとして「お造り」をお酒と一緒につまみながら、その後に「にぎり寿司」を頼むのが一般的ですかね〜。

にぎり寿司を注文する順番としては

「味が淡泊、濃厚、脂の乗ったネタ、巻き物」の順に頼むのが、おいしくいただけると言われています。

逆の味の濃いものを先に食べると、後からの淡白なものがあまり味が感じられなくなりますからね。

淡白、濃厚、淡白、濃厚と交互に食べるようなときには、濃厚なものの後に「ガリ」、「お茶」、「コハダ」など食べて口の中をスッキリさせて、淡白なものを食べるといいです。

最初に「コハダ」を頼むと「コハダ」は、お寿司屋の実力がわかるということで、職人さんから一目置かれるとか・・・

コハダは青魚ですので、「鮮度」や「お寿司に合う大きさのもの」が大切なんだそうです。

いい素材を選ぶ目利き力があり、かつそれを仕入れる卸先があるか?お寿司屋さんのこだわり、実力がわかるんですね。

慣れないときに、あれこれ考えてお寿司がおいしくなくなれば、元も子もないですから、予算に余裕があれば、職人さんにおまかせするのも手です。

その際、嫌いなモノははっきり伝えることをお忘れなく!

手でつまむ?

お寿司は手でつまむのがいいのか?お箸で食べるのがいいのか?

これも、どちらでもいいわけですが、わたしの場合、食べやすいので手でつまんでいただく派です。

醤油のつけ方

醤油のつけ方にも特にルールはありませんが、お寿司を手で持って、逆さまにして、ネタに醤油をちょっとつけて食べるのがおすすめです。

しゃりも崩れず、一番しっくりきますね。

ネタがちょうど舌の上にくるように口に運べば、ネタ本来の味を堪能できます。

うに、いくらなどの軍艦巻きには、ガリに醤油を浸して、軍艦巻きにつけて食べるのが、醤油を適量に調整しやすくいいですね。

注文は1カンずつできる?

数を言わずにお寿司を注文すると2カンずつでてきたりします。

はじめてカウンターのお寿司屋さんに行って注文したら、同じものが2カン出てきて、「えっ〜2カンずつでないと頼めないの?」と感じたものでした。

もちろん通常ですと1カンずつ頼めますので(お店によっては2カンずつというところもありますから注意です)、慣れていないお寿司屋さんでは、念のため「まぐろとカンパチ1カンずつお願いします」というように個数まで伝えた方が無難ですね。

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お造りへわさびのつけ方

お造り(刺身)を食べるとき、わさびを醤油に溶かして食べる方がいますよね。

刺身の味をよく味わうには、わさびを刺身の真ん中につけて、箸で折りたたんで醤油をつけて食べます。

そうすることによって刺身の味、わさびの風味が味わえます。

ネタは新鮮なほどおいしい?

お寿司というと鮮度が一番!

って感じがしますけど、実は魚の種類によっては、鮮度がいいから、おいしいとは限らないんです。

魚は、しめてから熟成が始まり、しめた直後はおいしくありません。

熟成すると、「たんぱく質」から「グルタミン酸」、「アデノシン三リン酸」から「イノシン酸」という具合に、うまみ成分が生まれてきます。

肉も熟成したものがおいしいと言われるのと同じなんですね。

しめたての新鮮な魚がおいしいのは、あじやいわしなど青魚や赤貝、ホタテなどなんです。

高級寿司店で食べたお寿司を思い出すと、確かに、マグロやたい、ヒラメなどは熟成させたネタって感じがしました。

高級寿司店は何が違う?

銀座とかの高級寿司店は、やはり別格のおいしさですよね。

同じ魚なのにこんなにも違うもの〜と初めて高級寿司店に行った時は感動したものでした。

私なりに高級寿司店と一般の寿司店の違いは次のように感じています。

すべてにおいて、こだわりが違う!につきるんでしょうね!

●店の雰囲気(内装、器)

●清潔度

●ネタ、米、お酢、水、昆布などの厳選

●ネタにあわせておいしくなる熟成度の絶妙なタイミング

●ネタの大きさとシャリのバランス

●シャリへのこだわり
 
●温度・湿度管理

●コミュニケーションの巧みさ

●職人さんの心意気

これらの徹底したこだわりが絶妙なおいしさにつながっているのだと思います。

特にわたしの場合、しゃりに違いを感じます。

おいしいお米は、ごはんだけでもおいしいですし、しゃりの温度は人肌ぐらいで口の中でふわーっと広がります。

普通のお寿司屋さんですとしゃりが冷たいので全く違います。

カウンターで握りたてをすぐ食べるからこそ、人肌ぐらいの温度のしゃりでも大丈夫なんですね。

お寿司屋さん用語

●ガリ
しょうがのことで、お口直しや殺菌作用の役目があります。

●あがり
お茶のことです。

●しゃり
寿司飯のことです。

●なみだ
わさびのことです。

●げた
寿司をのせるもので、下駄のように見えることからきています。

●ギョク(玉)
玉子焼きのことです。

●軍艦巻き
しゃりとねたを海苔でくるんだ寿司のことで、いくら、うになどがあります。

●タネ、ネタ
寿司の材料のことです。

●むらさき
お醤油のことです。

●光もの
寿司ダネのなかで皮の光っている、こはだ、あじ、いわし、さんまなどの魚のことを言います。

●づけ
まぐろを醤油だれに漬け込んだものです。

●オドリ
車えびを活きたまま握ったものです。

●かっぱ
きゅうりのことです。

●クサ
海苔のことです。

●つめ(煮つめ)
穴子を煮た汁で煮つめて作った甘いたれのことです。

●どんしゃり
寿司飯ではない普通のご飯のことです。

●ヤマ
笹のことです。

「わさび」のことを「なみだ」っていうのは、聞いたことなかったです。「わさび」が効きすぎると確かに涙が出ますよね。

お寿司を注文する順番も知っているとよりおいしく感じられますよね。

新鮮なネタがおいしいとは限らないってやっぱり奥が深いですね。

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