うぐいす色って本当はメジロ色なの~鳴き声の美声はオスだけ!
2015/01/24
うぐいす色っていったら春らしい優しい感じの黄緑色を連想します。
うぐいすの別名でもある春告鳥って名前も黄緑色のイメージがピッタリですよね。
実際に聞かなくてもテレビのニュースなどで「ホーホケキョ」って聞こえ出したら、春がだんだん近づいているって感じでうれしくなってしまいます。
でも私たちがイメージしているうぐいすって本当は・・・。
うぐいす色
冒頭、うぐいす色っていったら黄緑色をイメージすると書きました~
うぐいす豆やうぐいす餅の色もそうですよね。
でもうぐいすの本当の色は、灰色がかった緑褐色をしているそうなんです。
そして私達がイメージしている黄緑色の外見のものは、メジロなんだとか・・・・
つまり黄緑色の鳥はメジロで、うぐいすは緑褐色の外見でちょっとくすんだ色をしているんですね。
うぐいすの鳴き声
うぐいすにとって春は子育てシーズンであり、縄張りを見張っているオスが、餌を運んでくるメスに対して、「縄張り内は危険がないよ」という合図が、「ホーホケキョ」っていう鳴き声なんだそうです。
「ケキョ ケキョ ケキョ」は縄張り内に侵入したものや外敵への威嚇のときの鳴き声です。
「ホーホケキョ」は春から夏にかけての鳴き声で、秋ごろになると「チャッチャッ」と小さい声で鳴くそうです。
「梅に鶯」は”取り合わせの良い二つのもの”ってことわざですよね。
でも本当は「梅にメジロ」ってことなのでしょうか。
私たちは「梅に鶯」って言葉で覚えてしまっているので、やっぱりこれが一番しっくりきますけどね!
うぐいすのフン
昔から美肌の人は「うぐいすのフン」で顔を洗っていると聞いたことがあります。
ドラッグストアとかでも販売してますよね。
まだ使ったことはないのですが、昔から商品として売れ続けているものなので、気になってました。
調べてみると「うぐいすのフン」には、たんぱく質分解酵素が含まれているため、美肌効果があるそうです。
鳥はほかの動物より腸が短いため、消化酵素が腸で吸収しきれずにフンとして、出てしまうんですね。
江戸時代から身近に飼われてきたうぐいすのフンは、てっとり早い身近にある化粧品として使われてきたんだとか・・・
うぐいすのフンで洗うと本当に角質がとれて、すべすべになるそうです。
鳥の中でも、うぐいすって日本人には、とっても身近な存在!
だからうぐいす色って言葉があったり、ことわざがあったり、多くの人から愛されてるんですね!