スポーツ吹き矢が尿失禁予防や誤嚥性肺炎予防になる!
2015/04/21
スポーツ吹き矢ってシニアの方に流行っているそうです。
全国で4、5万人の愛好家がいるのだとか・・・
スポーツ吹き矢って、10年前ぐらいに新聞か何かで「腹筋を強くして、やせる」という記事を見て何となく興味を持ってましたけど、なかなかタイミングが合わずじまいでした。
たまたまテレビを見ていたらスポーツ吹き矢の効能や基本動作、自宅でも簡単にできる方法を紹介していたのでシェアしますね。
スポーツ吹き矢の効能
●骨盤底筋群を鍛え、尿失禁を予防する。
骨盤底筋は、膀胱や腸などを支える役割を持ちますが、衰えるてくると内臓を支えきれず、膀胱を圧迫して尿失禁がおこります。この骨盤底筋群を鍛えることで、尿失禁を予防できるわけですね。
●横隔膜を鍛え、誤嚥性肺炎を予防する。
横隔膜などの呼吸筋が鍛えられることによって、食物が食道でなく、気管に誤って入った時にせきの力で外に押し出す力を強くして誤嚥性肺炎を予防できます。
●腹式呼吸により副交感神経が働き、血管が広がり、血圧を低下させ高血圧を予防する。
●的に向かって一気に息を吐き出すとき、胃腸がぜん動運動し、便秘や食欲不振の解消に効果がある。
●吹き矢の基本動作のとき、筒を持ち上げる動作によって、姿勢がよくなり、肩こり改善につながる。
●腹式呼吸をすることによって体調改善や緊張を緩和する。
●肺の普段使わない部分も使って肺機能を活性化する。
●的を狙うときに精神の集中力をアップする。
●的に矢が命中すればスカッと気持ちよくストレスを解消する。
●矢を吹くことによりカロリーを消費し、内臓脂肪が減り、ダイエット効果がある。
●矢を吹く時、頬をふくらましたりして、口腔の体操になる。
スポーツ吹き矢の基本動作
スポーツ吹矢”の基本動作は次の通りです。
①的に向かって一礼する。
②足を肩幅に開いて構えて、矢を筒に入れる。
③両腕で筒を持ち高く上げながら、鼻から息を吸う。
④ゆっくり筒を下げながら、口から息を吐く。
⑤鼻から息を吸いながら筒を的に向ける。
⑥一気に吹く。
⑦呼吸を整える。
⑧的に向かって一礼する。
吹き矢というと、いきなり構えて吹いてしまいがちですけど、一連の基本動作をしっかり行うことで、集中力が高まったり、正しい呼吸法ができたりして、より効果がもたらされるようです。
自宅でも簡単にできる方法
テレビで紹介された方法は簡単に気軽にできるので、すぐにでも始められます。
用意するものは
●ストロー
●綿棒
●ティッシュの空箱
たったのこの3つがあれば始められます!
やり方は
①ティッシュの空箱が的になりますので壁に取り付けます。
②ストローの中に綿棒を入れます。
③壁に付けたティッシュの空箱の穴に綿棒が入るようにストローを吹きます。
カ・ン・タ・ンですよね!
楽しみながらいろんな効果があるので、毎日30回吹くなど、習慣にしてもいいですよね!