焼き魚の食べ方って?皮や内臓は食べる?
焼き魚というと「切り身」と「そのまんま丸ごと1匹の丸物」とがあります。
丸物としては、さんま、あじ、いわしをよく食べる機会があるんですが、きれいに食べる人がたまにいますよね。
いつもは「きれいに食べる人だな〜」と感心するだけで、どうやってきれいに食べているのか?聞かずに終わってましたが、焼き魚をきれいに食べるにはどうするのか?調べてみました。
すると、やっぱりコツがあるんですね。
焼き魚のきれいな食べ方のコツ
きれいな食べ方のコツは、簡単に言うと
「魚の真ん中に切れ目を入れて、上、下の身を食べて骨を取り、残った身を食べる。このときに骨などを皿の左上にまとめておく。」ということになります。
以下の手順になります。
(魚は始めに頭を左にしておく)
②左手で皿の左端手前を押えて皿を安定させる。
③頭側から身をはがすように上側の身を食べる。
④左手で頭を押え、身を手前に開く。
⑤腹びれと硬い骨を取り、皿の左上に置く。
⑥身についている骨は太い方から細い方に向かって取り、皿の左上に置く。
⑦腹の身を食べる。
⑧左手でしっぽを持ち、しっぽの付け根あたりで中骨の下に箸を入れて、身と中骨をはがす。
⑨骨の中心を箸で押えながら半分に折る。
⑩骨は皿の左上にまとめておく。
⑪頭側から尾に向かって切れ目を入れる。
⑫小骨を取りながら上身を食べる。
⑬えらのそばや腹の太い骨を取る。
⑭腹の身を食べる。
⑮残った骨や皮は皿の左上におく。
魚の皮は食べるもの?
魚の皮って、食べる人、食べない人に分かれますが、食べた方がいいのでしょうか?
わたしの場合、今まで、どちらかというと皮は何となく汚いイメージがあって皮をはずして食べてました・・・
ちょっと調べてみると魚の皮って栄養があるし、食べた方がいいようですね。
DHA、EPA、ビタミン、コラーゲンが豊富なんです。
・ビタミンAは粘膜の健康を保ち、ビタミンB2は糖質代謝に重要な働きをします。
・コラーゲンは皮膚、筋肉、骨、血管を構成するたんぱく質の一つで重要な栄養素です。
よく振り返ってみると、
焼いた鮭の皮って、パリパリして、また皮の下の脂質の部分がおいしいんですよね〜
またうなぎの蒲焼きとか皮を取って食べると、おいしさが半減しますよね。
魚の皮は栄養もあって、おいしいものは食べるに限りますね!
魚の内臓は食べる?
魚の皮を食べることは理解できますが、内臓を食べるってピンときませんでした。
内臓を食べる人って、ごく少数派かな?とイメージを持っています。
そこで調べてみると
・寄生虫がいる。
・内臓には化学物質や毒物が蓄積されやすい。
・一般的に魚の種類によって、さんまのように食べるもの、食べないものがある。
・鮮度がよければ食べれる。
・内臓の中でも胃袋や腸は酒盗として食べる。
これらを総合すると
内臓が好きな人は、新鮮な内臓で一般的に食べる魚を一般的な調理法で食べる分にはいいんでしょうね。
内臓もよくよく考えてみると、ししゃも、鮎、マスの塩焼きなど小さめの魚は丸ごと食べてます。
知らず知らずのうちに食べていました〜
焼く前に魚は洗う?
スーパーとかで買ってきた魚って調理の前に洗うものなのか?迷ったことはありませんか?
丸物、切り身、干物によって違ってきます。
一般的には丸物は水で洗う、干物は洗わない、切り身はケースバイケースが多いようです。
切り身の場合、時間とともに雑菌が増え、ヌメリがある場合があるので、このときは海水程度の塩水で洗うといいようです。
切り身を水でよく洗うと、うま味がなくなってしまうので、ヌメリなどがなければ、洗わずに調理する方が多そうですね。
魚を調理して食べるとき、今まで、漠然として心配だった部分も、いろいろ調べてみるとスッキリして、これからは安心して食べれます。
わたしの場合、魚の皮、特に鮭の場合は食べるようにして、またさんまの内臓も今度トライしてみようと思います。
苦みが大人の味らしいですからね〜