白菜の栄養は!保存法は!黒い斑点は?
白菜は冬のイメージですよね。
これからの季節に大活躍してくれます。
冬=鍋で白菜は絶対に欠かせない食材です。
お鍋の他にもお漬物にしたり、炒めたり、焼いたりといろいろなレシピがありますね。
まるごと1個を買う機会はなかなかありませんが(お漬物つくるときなどはまるごと使ったりします)、半分にカットされたものを買って残ってしまった場合「長持ちさせる保存方法」とか知りたいですよね〜
また白菜は水分の多い野菜ですが、どんな栄養があるんでしょうか?
白菜自体は味が淡泊でいろいろな料理に合う野菜なので、とても重宝しますから、いろいろ調べてみました。
目次
白菜とは
・アブラナ科アブラナ属の2年生植物。
中国北部原産の東洋の代表的な野菜のひとつです。
日本には明治初期に伝わってきました。
白菜の栄養
白菜の大部分は水分(95%~96%)です。
他には
●ビタミンC
風の予防や免疫力アップに効果的。
●ミネラル類(カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛など)
カリウムには利尿作用効果があります。
塩分を排出する働きがあるので高血圧の予防にもなります。
●食物繊維が豊富
●低カロリー
整腸やダイエット、美肌作りにも効果が期待できます。
白菜の保存法
丸のまま保存する場合
・新聞紙に包んで冷暗所に置きます。
カットされたものの場合
・ラップで全体をきれいに包んで冷蔵庫にいれます。
生のまま冷凍する場合
・きれいに洗って、水分をペーパータオルなどでふいて、芯の部分と葉の部分を分けて空気を抜いてフリーザーバックに入れます。
(芯の部分と葉の部分を分けるのは料理するとき便利だからです。)
ゆでてから冷凍する場合
・きれいに洗ってから、カットした白菜をかためにゆでて、水分をよく切り、ペーパータオルなどでよくふいてフリーザーバックに入れます。(このときも芯の部分と葉の部分をわけて冷凍しましょう。)
保存期間
●丸のままの白菜の目安
3~4週間
●カットした白菜の目安
1週間
●冷凍保存した白菜の目安
1ヶ月
白菜の選び方
丸のままの場合
・しりが丸びを帯びているもの。
・手で持つとずっしりと重みがあるもの。
・巻がしっかりしていて、葉がいきいきとした緑色で黄色くなっていないもの。
カットされている場合
・葉の白い部分がみずみずしくつやがあり、切り口がかさついていないもの。
・葉がすきまなくつまっていて、てふかふかしていないもの。
・カット後も中心付近は成長を続けるので時間がたったものは、芯のあたりが盛り上がっていて鮮度が落ちている。
白菜の種類
円筒形
ミニ
1キロぐらいの小型白菜。一度に使い切れる大きさで、よく出回るようになって人気がでてきています。
オレンジ
外の葉の色は緑色で変わりはありませんが、中の葉が鮮やかなオレンジ色になっています。
甘みが強く、生のままでも食べられますのでサラダにしてもいいですね。
黒い斑点は?
白菜の黒い斑点を見てなんだろう?と思ったことありませんか?
白菜を買うときは、一応よく見て黒い斑点のないものを買っているつもりでも、いざ料理を作る段階で白菜をカットしようとみてみたら1枚1枚はずしていくうちに・・・黒い斑点がでてきたりします。
食べてもいいものだろうか?
ぜんぜん黒い斑点を見かけない白菜もあるのでそのときは一安心なんですが・・・
黒い斑点の正体を知るまでは、包丁でその部分だけなるべく切り取って処理していました。
中華料理店などで、注文した料理に白菜が入っていて、黒い斑点がそのままの状態の時、処理しなくてもいいものなのかな?って疑問に感じていたのです。
黒い斑点は栄養過多になった細胞にあらわれるもので、食べても差し支えないそうです。
調べてみるものです。これで安心して食べられますね。
白菜は、水分が多いですが栄養面でもいろいろな効果があります。料理も鍋の定番になりつつある「白菜と豚肉の重ね蒸し」などもシンプルでおいしく作れますよね。
「クリームシチュー」に入れてもおいしいですし、安く売っている時に買って、自分に合った保存法でストックして冬の料理にかしこく活用したいです。