ほうじ茶の効能は?ほうじ茶の作り方は!おいしい入れ方は!
お茶専門店の前を通るとき、ほうじ茶の何とも言えないよい香りがして一瞬心が清められるようなすっきり感を感じます。
あの香りが好きで家でも、お茶のアロマを焚いたりしています。
ほうじ茶を飲むときは、食後に飲むことが多いです。
食後、口の中がさっぱりした感じになります。
おいしいほうじ茶を求めていろいろためしてみて、自分の好みのほうじ茶に出合えるとうれしいですね。
あまり好みの味でないほうじ茶だと飲み終わるのに時間がかかってしまいますが、好みのほうじ茶だとあっという間に飲み終わってしまいます。
何気なく好きで飲んでいるほうじ茶ですが、どんな「効能」がほうじ茶にはあるのでしょうか?
また、「ほうじ茶の簡単な作り方」、「おいしい入れ方」を知っておきたいですね~
ほうじ茶の効能
ほうじ茶にはいろいろと、からだや美容にもうれしい効能があります。
●ほうじ茶にはビタミンCがレモンの5倍含まれていて、普通ビタミンCは熱に弱いのですがほうじ茶に含まれるビタミンCは熱に強いという利点があります。
●ほうじ茶に含まれているビタミンEには老化を予防する酸化防止の効果があります。
●ほうじ茶に含まれているポリフェノールは、口の中の雑菌の繁殖を抑え口臭の原因となる菌を抗菌する作用があります。
●ほうじ茶に含まれているカテキンには抗酸化作用があります。
●ほうじ茶の香りを嗅ぐだけでもリラックス効果があります。
このリラックス効果の原因は、ほうじ茶がコーヒー・緑茶・紅茶に比べてカフェインの量が少なくテアニンという成分を多く含むからです。
このテアニンの成分が脳がリラックスする原因といわれています。
自分でオリジナルほうじ茶を作る
昔はお茶が古くなるとそれをほうじて、ほうじ茶を作る家庭が多かったそうです。
家にある道具で作れるので自分好みのほうじ茶作りに挑戦してみるのもいいですよね。
・茶葉
・フライパンか鍋
・オーブンペーパーか厚手のアルミホイル
<ほうじ茶の作り方>
1.フライパンか鍋にオーブンペーパーか厚手のアルミホイルを敷きます。
このときフライパンを使う場合の注意点として、油が残っていないようにきれいに洗っておかないと油が熱で酸化していやな臭いの原因になります。
2.オーブンペーパーか厚手のアルミホイルの上に茶葉をのせて火にかけて、揺すりながら焦がさないように熱します。
まんべんなく火を通すためにしゃもじなども使いながら、強火なら2分ほど、弱火で5分ほど経つとこうばしい香りがただよってきます。
全体にまんべんなく色がついたら、すぐに火を止めます。
色が付きはじめると、一気に焦げはじめますので注意します。
簡単に作ることができますので、自分好みのほうじ茶を作り、作り立てをいれていただくと格別な気分になりますね。
おいしいほうじ茶の入れ方
いつもは適当に入れて飲んで楽しんでいます。
ほうじ茶は気取らない感じで飲めてその気軽さがうれしいのですが、もっとほうじ茶をおいしく飲めるコツがあるのなら知りたいですよね。
1.茶葉の量は
1人分
・・・約3g(だいたい大さじで1杯くらい)
人数分そのまま急須にいれます。
2.お湯の温度は
ほうじ茶は沸かしたてのお湯を冷ましたりせずにそのまま使います。
お湯は熱ければ熱いほど香りが引き出されます。
3.お湯の量は
1人分
・・・約100CC
茶葉をぜいたくに使うので、お湯の量は茶葉の量に対して少なめです。
4.浸出時間は
30秒ほどです。
ほうじ茶は浸出時間を長くするよりは、お湯を入れたらなるべくはやく茶碗に注ぎます。
ほうじ茶は香りを楽しむお茶なので、冷めないうちに飲みきることが大切です。
それは香りの成分が湯気とともに出ていってしまうからです。
ほうじ茶はやはり香りが一番ですよね。
自分でつくりたてのほうじ茶を作り、沸かしたてのお湯をすぐに急須にいれて、香りを楽しみながら冷めないうちに飲みたいですね。