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野菜の皮のむき方、簡単にする方法はコレ!

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野菜の皮むきをするとき、シンプルな形のものはスムーズにいきますが、形がいびつだったり、堅かったりするものなどは手こずってしまいます。

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とくに時間がなくて急いで料理しているときなど、手こずらないように前もって野菜の皮の簡単なむき方をいろいろ知っていると便利です。

また「下ごしらえ」という言葉があるように、皮むきという作業を時間や手間をかけることでおいしい料理になったりします。

皮のむき方次第で、野菜がたいへんおいしそうに見えたり、栄養分もかわってきたりしますから気をつけてむきたいですね。

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皮には栄養が豊富

野菜の皮や果物の皮には栄養が一番つまっているといわれます。

たとえば大根の皮にはビタミンCが中身より多く含まれているといわれています。

果物でもぶどうやみかんなども直射日光を浴びている皮に多くの栄養が含まれています。

ですので野菜や果物の皮はむかずにそのまま料理して食べるか、皮をむいた場合、その皮を使ってもう一品つくるなど、皮ごと食べた方が栄養的にはよさそうです。

なぜ皮をむくのか?

皮ごと食べた方が栄養があるのに、野菜の皮をむくのはなぜか?というと、次のような理由があります。

見た目がよくなる

野菜の皮のむき方の仕上がり次第では料理の見た目がよくなり、グレードも上がって見えます。

たとえば里芋やカブの「六方むき」や大根の「かつらむき」などですね。

また果物などのむいた皮を飾りとして使うことで華やかな見た目を演出したりもできます。

食感がよくなる

野菜や果物は皮付きのまま調理すると食感が損なわれたりします。

そんな場合には、皮を残すことなくきれいにむききらなくてはなりません。

トマトやりんごなど生のまま食べるときは感じなくても、煮込んだりすると口の中に皮が残ったり食べにくく感じることもあります。

アスパラガスなどはガクをむき、根元のかたい皮もむき、各部分をむくことで、まるごとゆでたとき口に残ることなくおいしく食べられます。

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料理しやすくなる

皮をむくと料理しやすくなります。

大根やさつまいもなどは少し厚めに皮をむくと「アク」をとり除くことができるので、料理時間を節約できます。

かぼちゃは皮をところどころむいてゆでると、味も染み込みやすく、火も通りやすくなります。

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包丁を使う

皮をむくときの包丁類として次のものを使用します。

「菜切り包丁」
・・・野菜の皮むきはだいたいこなせます。

「薄刃包丁」
・・・大根のかつらむきなど一度に幅広く皮をむくときに使います。

「ペティナイフ」
・・・細かい部分の皮むきや果物をむくときに便利です。

包丁の機能

●峰
・・・包丁の背の部分のこと。
押さえたり、ウロコをとったり、きゅうりのいぼやごぼうの皮をこすり落とします。

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●刃元
・・・刃のとくにハンドルに近い部分。
もっとも刃のコントロールがしやすく皮むき全般をこなします。

●あご
・・・刃の終点のこと。
じゃがいもの芽をとったり、でこぼこしたしょうがのくぼみの皮をこそげとります。

皮のむき方

里芋

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まずたわしでよく洗います。

泥を落として皮付きのまま5分から10分間ぐらい茹でると、手で簡単にむけます。

下ゆで済みなので、あとの調理がすばやくできます。

里芋をむいて手がかゆくなる人がいますが、かゆくなるのを防ぐために、むく前に手に塩や酢をかけておくといいです。

じゃがいも

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ピーラーを使うと手早くむけます。

じゃがいもを皮付きのままゆでたら、ふきんにつつみ上からしごいても手軽にむけます。

皮をむいてからゆでたものよりほっくりとしています。

裏ごしするときは皮はむかずにそのままつぶしてこすと、皮だけが残りきれいにとり除けます。

トマト

「湯むき」がよく知られています。

やり方としては、トマトの果頂部に十字の切り目を入れ、沸騰させた鍋のお湯に5秒から6秒ほどつけて水にさらすと皮がめくれて手でむきやすくなります。

他の方法で果頂部に十字の切り目を入れたトマトにフォークをさし、切り目を中心に直接コンロの火であぶると皮がめくれて手でむきやすくなります。

玉ねぎ

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玉ねぎを皮をつけたまま半分に切り皮を下向きにして水に5分ほどつけておくと、むきにくい薄皮まできれいにむけます。

にんにく

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にんにくの皮ってむきづらいですが、40℃から50℃のお湯に3分ほどつけておくと短時間にたくさんむけます。

ごぼう

一度丸めたアルミ箔を広げて、ごぼうに巻き付けこすります。

むき残しもなく、きれいにむけます。

しょうが

しょうがは、でこぼこしている部分が多く、むいていると小さくなってしまうこともたびたびです。

そんなときは、割り箸をカッターナイフのように持ち角を使って皮を軽く削ります。

包丁に比べて細い割り箸の角がむきにくかったくぼみの部分に入りこみ、皮をきれいにとり除きます。

そら豆

黒い筋と反対側の豆の縁にそって浅い切り目を入れてからゆでると簡単に皮がむけ食べやすくなります。

とうもろこし

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とうもろこしは、先端の方からむくには力が必要です。

茎の部分を切り落として根元側から皮をむくと、一度に簡単にむくことができます。

かぼちゃの皮をところどころむくのは、小さい頃から母がそうしているのを見ていたので、そうするものだと今まで思いこんでいて、母に聞いたこともありませんでした。

ところどころむくことで、「味がしみやすく」「火が通りやすく」なるのですね。

やはり、ただなんとなくやるのではなく、理解してやると皮むきの「下ごしらえ」も楽しくなります。

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