酢の効果!洗濯にも使えるって意外!
酢の利用方法って、料理のときぐらいかな~と思ってましたが、意外なことに「洗濯」にも使えてしまうんです。
独特のにおいがあるので、洗濯に使えるなんて思ってもみませんでした・・・
酢の効果ってすごいですね!
「酢」と「洗濯」って結びつかない感じで違和感がありましたが、「酢」の効果って、どんなものがあるのでしょうか?
目次
酢の効果
●酢は酸性ですので、アルカリ性の汚れ(水垢、石鹸カス)を中和します。
酢は、アルカリ性の石鹸カスを中和しますから、すすぎのときに入れてリンスとして使用し、残っている石鹸カスを防ぎ、洗濯物を柔軟に仕上げ、黄ばみを防ぎます。
●洗濯層の黒かびを防止します。
酢の効果として洗濯関連以外に「からだによい」次のような効果があります。
●酢に豊富に含まれているクエン酸、コハク酸などの有機酸は、疲れの原因となる乳酸を分解してくれる作用があるので、疲労回復や夏バテ解消の効果があります。
●酢の酸味が、だ液や胃液を多く分泌させ消化吸収を助け、エネルギーーの吸収率を高めてくれます。
●酢には、赤血球をやわらかくして抹消の血管をとおりやすくする成分が含まれており、このため血圧を下げる効果があるといわれています。
酢を使った洗濯方法
えりもとの汚れ
<材料>
●酢
・・・大さじ2
●重曹
・・・大さじ3
<使い方>
材料を混ぜて、ペーストを作ります。
えりもとや手首の汚れている部分やカビができたところにペーストを塗って30分ほどそのままにしておきます。
時間がたったらいつも通り洗濯します。
ひどく汚れた衣服の場合
<材料>
●酢
・・・1カップ
●ぬるま湯
・・・6.5リットル
<使い方>
30℃くらいのぬるま湯を入れた洗い桶やバケツなどに酢を加えて、つけおき液をつくります。
そこに服をつけておいてから、いつも通り洗濯します。
衣類の色落ちを防ぐ
<材料>
●酢
・・・大さじ4
●水
・・・1リットル
<使い方>
前もって1リットルの水につき大さじ4杯の酢を入れた溶液に、しばらくつけます。
染料が安定して洗濯しやすくなります。
布の色落ちを防ぐ
<材料>
●酢
・・・1カップ
<使い方>
すすぎのときに酢を1カップ加えます。
布を染めるときも最後に酢水につけて染料を定着させることができます。
ストッキングのケバ立ちを防ぐ
<材料>
●酢
・・・大さじ1
<使い方>
洗剤で手洗いした後、ひたひたの水に酢を大さじ1加えます。
静電気も防ぎ、ストッキングを長持ちさせることもできます。
柔軟剤として使う
<材料>
●酢
・・・4分の1カップ
<使い方>
すすぎのときに酢を入れます。
酢の酸は、おだやかに働くので布地を傷めずに、黄ばみを防いでふんわり仕上げることができます。
布地の静電気をおさえて、カビや細菌に対抗する静菌作用もあります。
色柄ものをくっきり仕上げる
<材料>
●酢
・・・2分の1カップ
<使い方>
すすぎのときに加えます。
ニットのセーターを洗う
<材料>
●酢
・・・2分の1カップ
<使い方>
純石鹸(石鹸分100%)液でやさしく押し洗いして、最後のすすぎのときの水に酢を2分の1カップ入れます。
石鹸のかすとにおいがとれてふっくら仕上がり、ウール繊維のキューティクルをひきしめていたみにくくし、アクリルのような人工繊維にも帯電防止効果をあたえます。
ウールやコットンの毛布を洗う
<材料>
●酢
・・・1カップ~2カップ
純石鹸(石鹸分100%)液を使って、ネットに入れて、「大物洗いコース」でソフトに洗います。
洗濯機に入りきらない場合は、浴槽でやさしくふみ洗いします。
どちらの場合も、最後のすすぎの水に酢を1カップ~2カップ入れて石鹸カスを取り去ります。
*洗濯時に酢を使う際の注意点
シルク、アセテート、レーヨンには酢を使わないでください。
洗濯機の中の洗い方
<材料>
●酢
・・・1本分
<使い方>
定期的に酢を使います。
衣類は入れずに、最高水位のすすぎ水に酢を1本分ほど入れます。
ワンサイクル回します。
シミをとる方法
<材料>
●酢
・・・適量
<使い方>
洗濯できる素材のコットンやポリエステルにシミがついてしまったら、24時間以内に酢をふりかけ、いつも通りに洗濯します。
・紅茶
・コーヒー
・ワイン
・アルコール
・オレンジジュース
・フルーツジュース
・トマトケチャップ
・汗
・ローション
などの水溶性のシミは、24時間以内ならば酢でよく落ちます。
お酢は健康にいいので料理にはよく使ってましたが、洗濯にもいろいろと使えることがわかりました。
お酢ですと安全に安心して使えますから、洗剤や柔軟剤として、早速取り入れていきたいです!