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端午の節句料理は~ちまきや柏餅にはどんな意味が?

端午の節句の日に食べる料理って何でしょう?

ひな祭りの桃の節句には、雛あられ・菱餅・ちらし寿司・蛤のうしお汁と、決まった料理がありますよね。

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端午の節句の食べ物

端午の節句には、「ちまき」と「柏餅」が欠かせませんね。

「ちまき」と「柏餅」には、どんな意味や願いが込められているでしょうか?
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■ちまき

ちまきは平安時代の頃、中国から「端午の節句」とともに、日本に伝わったものです。

ちまきには、魔除けや邪気を払う意味があり、子供が無事、丈夫に健やかに育つようにという願いが込められています。

<端午の節句にちまきを食べるようになった由来>

古代中国に屈原(くつげん)という詩人がいました。

国王の側近として仕え、正義感と国を思う強い気持ちで、人々からたいへん慕われていました。

しかし陰謀によって失脚し、国を追われてしまいます。国の行く末に失望した屈原は川に身を投げます。

悲しんだ国民たちは、川に沈んだ屈原が、魚に食べてしまわれないように、小舟のうえから太鼓をたたいて魚を驚かしたり、供え物を投げ入れて弔いましたが、屈原の前に届く前に悪い龍に盗られてしまいます。

龍が苦手にしている煉樹(れんじゅ)の葉っぱで、もち米を包んだところ屈原のもとへ届くようになりました。

このことがもとで5月5日にちまきを作って災いを除ける風習が、端午の節句となったんですね。

日本では、包む時に使う葉は、地方によって違いがあり、チガヤ・笹の葉・竹の皮・ワラなどいろいろあります。

本来は、もち米を植物の葉で包み、灰汁(あく)で煮込んで、蒸したものです。

灰汁に含まれる殺菌力や防腐性を用いた保存食でした。

現在では
関西地方・・・ういろうや葛を包んだ和菓子のちまきが主流です。

新潟県・・・「三角ちまき」と呼ばれます。原型が簡略化されたものです。うるち米の粉で餅を作った後、これを笹の葉やマコモの葉で包んだもの。これを茹でるか、蒸籠で蒸らしたもの。名物の「笹団子」も端午の節句のお供えものです。

鹿児島県・・「あくまき」と呼ばれます。原型に近いちまきであり、灰汁で作られて、竹の皮で包みます。砂糖ときな粉を混ぜたもので食べます。

など各地方で、他にもいろいろあります。

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■柏餅

柏の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちないことから、家系が絶えないように子孫繁栄の象徴としての縁起ものです。

江戸時代に誕生し、武士のあいだから広まっていきました。ちまきと違い、柏餅を食べるのは、日本で生まれた風習です。

柏餅には、2種類あります。

1.葉の表を外向けに巻いたもの・・・中身は、小豆あんです。

2.葉の裏を外向けに巻いたもの・・・中身は、味噌あんです。

柏の葉が手に入りにくいとされている西日本では、丸い形をした「サルトリイバラ」の葉が、使われています。

サルトリイバラの葉を使った柏餅は、地方によって呼び方が違います。

京都府・・・いばらもち、いばらだんご

広島県・・・かたらもち

福岡県・・・がめんはもち

宮崎県・・・かからんだご

などほかにも地方によっていろいろあります。

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端午の節句の料理

端午の節句の料理に関しては、必ず何々を食べるといった決まりはなく、縁起がいいとされているものや、旬のものを料理して食べます。

メニューとしては

・お赤飯やちらし寿司・手巻きずしなど

・若竹のお吸い物
たけのこは成長が早く、まっすぐ天を突くように伸び、大きく成長することから欠かせない食材です。他にも「たけのこの炊き込みご飯」「たけのこの土佐煮」「たけのこの木の芽和え」など

・ぶりの照り焼き
ぶりはイナダ→ワラサ→ブリと名前が変わる出世魚です。他にも「ぶり大根」など

・カツオのたたき
カツオは「勝つ」にかかる食べ物です。他にも「かつおのさしみ」など


・こどもの日ですから、子供が喜びそうなハンバーグを鯉のぼりの形にして、うろこにいろいろなものをトッピングしたり、サンドイッチのパンを鯉のぼりの形にしてうろこのトッピングを工夫して、楽しみながら作るのもいいですよね。

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