桜言葉と桜の花言葉を知って、お花見を味わい深く!
2015/05/01
「桜にまつわる言葉」って美しいですよね~
普段、みんなが使わない「桜にまつわる言葉」を耳にすると、なんか風流で美しい言葉の響きを感じます・・・
みんなが使っていない言葉をちょっと知っているだけで、お花見に行ったときなど、ちょっと一言発したら女子力アップ間違いなしですね!
桜・花・春って聞くだけでウキウキしてくる、この季節・・・
桜にまつわる言葉を覚えて使ってみたり、お花見をしながら、言葉を思い出したりするのも風流でいいものです。
桜の花言葉
毎年毎年楽しみにしていて楽しませてもらっている桜ですが、桜の花の花言葉って意外と「知らない」人が多いんじゃないかな?と思います。
桜って600種以上あるといわれていますが、その花言葉は
●桜の花言葉・・・精神の美、優れた美人、心の美しさ、純潔、淡泊
桜の種類別の花言葉
花言葉が付けられた桜の種類があります。
●染井吉野・・・・高貴、清純、精神愛、優れた美人
●枝垂れ桜・・・・優美、ごまかし、純潔、精神美、淡泊
●山桜・・・・・・純潔、高尚、淡泊、美麗、あなたに微笑む
●寒桜・・・・・・気まぐれ
●冬桜・・・・・・冷静
桜の種類によっては、意外な花言葉になっていたりして、知ってみると桜を見るときの感じ方がまた違ってきますね。
桜にまつわる言葉
さまざまな桜にまつわる美しい言葉としては次のようなものがあります。
●零れ桜(こぼれざくら)・・・・満開になって、ちりこぼれる桜の花、またはそうした模様。
●桜雨(さくらあめ)・・・・・・桜が咲くころに降る雨のこと。
●桜影(さくらかげ)・・・・・・水辺の桜が水面に映る様子。
●桜狩り(さくらがり)・・・・・桜の花を訪ねて歩いて観賞すること。花見。
●桜月(さくらづき)・・・・・・弥生の別称、旧暦3月。
●桜流し(さくらながし)・・・・春の雨で桜の花びらが落ち、流されていく様子のこと。また、桜を散らしてしまう雨のことも意味します。
●桜人(さくらびと)・・・・・・桜を愛でている人。
●花明かり(はなあかり)・・・・桜の花が満開で、闇の中でもあたりを仄明るく照らしているように感じられる様子をいいます。
●花筏(はないかだ)・・・・・・水面に散った花びらが吹き寄せられて流れていく様子。
●花霞(はながすみ)・・・・・・遠くに群がって桜の花が白く見えるさまを霧にたとえていう言葉。
●花曇り(はなぐもり)・・・・・桜が咲く時期の曇り空のこと。渡り鳥が移動する時期なので、「鳥曇り」とも言います。
●花衣(はなごろも)・・・・・・花見の時に着る衣装。
●花盛り(はなざかり)・・・・・満開の桜。
●花便り(はなだより)・・・・・桜の開花を知らせる便り。
●花疲れ(はなづかれ)・・・・・花見に出かけたあとで感じる疲れのこと。満開の花や人混みに気持ちが高ぶったことからくる疲労感。
●花時(はなどき)・・・・・・・花が咲くころや盛りになる頃のこと。特に桜が満開になる時期をさすことが多い。
●花の風(はなのかぜ)・・・・・桜を散らしてしまう恨めしいかぜ。
●花吹雪(はなふぶき)・・・・・満開の花、特に桜の花びらが、風に吹かれて舞い散る様子が、まるで雪が吹雪いているように見えることから生まれた言葉。
●花冷え(はなびえ)・・・・・・桜が咲きほこる時期に、暖かくなった気候が一時的に冷え込むこと。
●花人(はなびと)・・・・・・・花見の人。
●花筵(はなむしろ)・・・・・・桜の花びらが一面に散り敷いている様子。
●花の雪(はなのゆき)・・・・・雪のように散る桜花。
●夢見草(ゆめみぐさ)・・・・・桜の別名。桜の花の美しさにうっとり見ほれた様子からついた呼び名。
桜は本当に昔から人々の暮らしに深く根付いて、人々から親しまれている花ですよね。
だからこのようにたくさんの言葉が、生まれているのだと思います。
この季節、「桜にまつわる言葉」を、使ってみるとよけいに花見も楽しくなるかも・・・
桜って日本人の心情に合った花ですね。
元気ももらえるけど、切なさも感じるような・・・
日本語って微妙なことも表現できる繊細な言葉ですので、大人の女性として、桜言葉や桜の花言葉を知って、お花見を深く味わいたいものです。