浅草ほおずき市~網ほおずきを作ってみたい!
2015/05/02
ほおずき市が、浅草寺で開催されています!
と、テレビのニュースなどで見るたびに、「今年こそは、行ってみたい。」と思うのですが、2日間しか開催されていないので、まだ一度も行けずにいます。
ほおずきって、形がかわいらしくて色も鮮やかなオレンジ色で、お部屋に飾ると元気がでる感じがしますよね。
まだ梅雨も明けていない時期ですので、梅雨の合間の楽しみ方の一つでもありますね。
ほおずき市の由来
夏の風物詩の一つである「ほおずき市」は、とくに東京・浅草の浅草寺のものが有名ですが、全国各所でも、早朝から「ほおずき」を売る店が、立ち並ぶそうです。
浅草寺では、7月9日・10日の両日に、「四万六千日(しまんろくせんにち)」という縁日があります。
「功徳日(7月10日)」だけ、最初は開催されていたそうですが、前日の9日から一番乗りで、参拝したいと思う人が多く、浅草寺は、7月9日・10日の両日に「四万六千日」の縁日となっていったそうです。
その日1日お参りしただけで、なんと「四万六千日」分お参りしたのと、同じ功徳が得られるそうです。
「四万六千日」というとおよそ「126年分」にもなります。
一生分以上のお参りが、1日でできてしまえるなんてすごいですよね。
「四万六千」という数は、一升分の米粒の数と同じで、「一升」と「一生」をかけたという説もあるそうです。
ほおずきがどうして「四万六千日」に売られるようになったのか
最初は、港区の「愛宕神社(あたご)」が発祥の地で、「四万六千日」に、薬草として「ほおずき」を売っていたそうです。
それが、浅草のほうへと広がっていったそうです。
ほおずきは、鎮痛効果のある漢方薬としてだけでなく、実が包まれていて中身が見えないところから、厄除け・雷除けとして縁起物とされてきました。
また、その外見からお盆にご先祖様の霊が帰る道を照らす提灯にも見立てられています。
網ほおずきを作ってみよう
網ほおずきって、ほおずきを水に浸けておくだけで、日数はかかりますが、意外と簡単にできるそうです。折角この季節にしか作れないものに、挑戦してみてはいかがでしょうか。
<用意するもの>
1・ほおずき
2・フタができる空き瓶
3・水
<作り方>
①空き瓶にほおずきをいれ、ほおずきが全部浸かるように水をぎりぎりまで入れ、ふたをします。
②1ヶ月ぐらいそのまま置いておきます。
③1ヶ月たって、ほおづきをビンから取り出して、やさしく丁寧に繊維をやぶらないように、水洗いして皮を全部取ります。
皮が取りにくい場合は、再び新しい水に1週間ほど浸けて、待ちます。
それでも取れにくい場合は、もう1週間再び新しい水に浸けて、待ちます。
④皮が全部きれいに取れ乾かしたら完成です。
アメ細工のような網ほおずき作ってみたいですね。
季節の楽しみ方いろいろありますね。
今年は浅草寺のほおずき市を忘れないように手帳に書き込んでおこうっと!