季節

春一番の意味って?イメージとは裏腹なもの~

2015/01/24

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春一番の意味って、キャンディーズの歌・春一番にある「もうすぐは〜るですねぇ恋をしてみませんか?」のような”春がいよいよ来る!”ウキウキしたイメージを持ってましたけど、実態はかなり違うようです!

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ニュースや天気予報で「春一番が吹きました!」と聞いて知るわけですけど、春一番はいつ吹く風なのか?と聞かれると、何か、曖昧ですよね・・・
2月だったような気もするし、3月中旬だったような気もしますし・・・

調べてみたら、この感覚はまぁ〜当ってました!

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春一番の意味

春一番とは、立春から春分の間(2月から3月20日頃)に、その年に初めて吹く南寄りの強い風をいうのだそうです。主に太平洋側で観測されて、北海道、東北、沖縄を除く地域でおこるようですね。

この春一番の認定基準ですが、「風速8m/s以上(10分間平均)の風で、南側の高気圧から吹き込み、前日より気温が高くなること」だそうです。

春一番は毎年発生するわけでなく、最近の例では2012年が発生しなかったようです。
逆に春一番が吹いた後に同様な南風が立春から春分の間に吹いた場合、それらを「春二番」、「春三番」と呼ぶこともあるんだとか・・・
 

春一番の語源の由来

では、そもそもこの春一番って言葉はどこから来たんでしょうね?

いろいろな説があるようですが、
「1859年2月13日、長崎県壱岐市にて出漁中、強風で船が転覆し、53人の死者を出した事故があり、漁師らがこの南からの強風を「春一」または「春一番」と呼ぶようになったとのことです。

また長崎県郷ノ浦町では、以前からこの強風を「春一」と呼んでいて、この事件をきっかけに広まったともされてます。
 

春一番が起こす事故

春一番の語源の由来が決していいものではなかったように、春一番は様々な事故を起こします。

東京での大事故としては1978年2月28日、竜巻が発生し、地下鉄東西線の車両が橋の上で脱線・転覆した例もあったようです。

特に積雪の多い地域では、暖かい強風によって雪崩や融雪洪水など、雪山の登山は注意しなければなりません。

また壱岐地方のように漁師にとって春一番の情報は台風情報と同様に非常に重要なものらしいです。

このような背景があって、春一番の情報を気象庁は、お知らせするのですね〜  なるほどですね!

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