オキシトシンとは~今とても大事な幸せホルモン!
オキシトシンと聞いて、なんとなく耳にしたことのある人と、まだまだ聞いたこともない人に分かれると思います・・・
わたしも「耳にしたことは、あるけど〜」って感じでした・・・
でも何気に「幸せホルモン」という言葉が聞こえて、「何なの?そのすてきな響きは?」、「どうゆうこと?」と思って、調べてみました!
「幸せホルモン」・・・そんなホルモンがあるのなら、増やしたいですよね。
多くの人に「幸せホルモン」が増えていくと世の中がハッピーになりそうです!
オキシトシンとは
●オキシトシンとは、脳の視床下部から分泌され、授乳をするときに、乳汁分泌を促進させるホルモンです。
今までずっとオキシトシンは母親だけが出せるものだと思われていましたが、近年は男性も出すということが分かってきました。
●オキシトシンは別名「幸せホルモン」「愛情ホルモン」「思いやりホルモン」と呼ばれ人間関係を円滑にし、他人へ対して信頼を高める能力を発揮します。
●親しい人とのふれあい(スキンシップ)や他人に親切にした場合など精神的・肉体的に満たされたときに脳で分泌されるホルモンです。
オキシトシンを増やすには
オキシトシンを増やす方法はそんなに難しいことではないので、下記のことを続けていけば「幸せホルモン」が増えていきます。
●日光を浴びる
●早寝、早起きの習慣をつくる(遅くてもAM0時前までには寝るようにしましょう)
●リズム運動をする(お手玉・自転車こぎ・ラジオ体操・ウォーキングなど)
●腹式呼吸をする
●感情を素直にあらわし、自分の心に感情を溜めない
●家族や夫婦、恋人との「ふれあい(スキンシップ)」を大事にする
(自分が好意をもっている人だと分泌されやすいが、自分があまり好ましく思ってない人とふれあっても逆に不快になったりしますので、ご注意! 信頼している人とふれあうことによって分泌され回路が動き出します。)
●人とのつきあいの中で親切をこころがける(電車に乗っている時、席をゆずる。急いでいる人に順番をゆずる。など)
●夕食のあとから寝るまでの間にできるなら、パソコン、スマホなど使わないように、ブルーライト(強い光)が目に触れないようにする。
●おしゃべり
●相手のためにプレゼントを選ぶ
●家族での団らん
●人のために料理する
などです。
他人に親切にすると、相手の人に喜ばれますし、自分もオキシトシンが分泌されるので、一石二鳥というか、世の中がとてもいい雰囲気になりますよね〜
最近はとくに隣に住んでいる人を知らなかったり、引越してもかかわりを持とうとせず、引越あいさつさえしなくなりつつあるような気がします。
オキシトシンが増えれば他人の「信頼」を生み出し高めるホルモンですから、人間関係もよくなりますよね。
オキシトシンの効果
オキシトシンは、哺乳類だけが持っているホルモンで、心が癒され幸せな気分になるという効果があります。
1.他人への親近感、信頼感が増す。
2.血圧の上昇を抑えられる。
3.心臓の機能をよくする。
4.長寿になる。
5.リラックス反応。
6.穏やかな性格になる。
7.愛情が深まる。
8.ストレス緩和。
アロマのオキシトシン分泌効果
アロマの良い香りを嗅ぐと、オキシトシン分泌に効果があるといわれています。
中でもよいといわれている種類は
バイオレット・・・コミュニケーションがうまくとれないとき、感情の起伏が激しいときに使用すると、リラックスされます。
フランキンセンス・・・ストレスや緊張、不安をやわらげ、皮膚細胞の再生を促進し老化した肌を活性化させてくれます。呼吸器によく肺を浄化するのに役立ちます。
オレンジフラワー・・・鎮静効果があり、高ぶった気持ちを落ち着かせ不安やストレスを和らげてくれます。
ジャスミン・・・・気持ちを和らげ愛情を分かち合う感情を呼び覚まします。恐れや不安、悩みを和らげ、感情のバランスをとってくれます。
イラン・イラン・・気分をリラックスさせ、幸福感をもたらす効果があります。ホルモンバランスを整える作用もあります。
香りの効果っていろいろありますが、オキシトシンも分泌されるので、自分の好きな香りを選んで嗅ぐようにするといいですね。
他人に親切にしたり、ふれあうことによってオキシトシンの効果が得られ、「幸せホルモン」が増えていく・・・
東日本大震災以降、「絆が大事!」って意識が広がってますから、オキシトシン効果が徐々に浸透していってるかも?ですね。