母の日はなぜ5月の第2週目日曜日?カーネションの色には意味があるの?
2015/05/10
母の日って言えば5月の第2週目の日曜日で、カーネションを贈ることが当たり前のようになってますが、そもそもこの習慣って、誰がいつ頃から始めるようになったのか、その由来を調べてみると・・・
古代ギリシア時代という説や17世紀のころイギリスで復活祭の40日前の日曜日を「Mothering Sunday」として、主人が使用人を里に帰らせ、母親と過ごすことが許された日としたのが始まりという説などがあります。
いろいろ調べてみると、本格的には20世紀初めアメリカのウエストバージニア州から始まったようですね。
20世紀初めアメリカから
1905年にアメリカのウエストバージニア洲で、平和を願い献身的に活動してきたアンナ・ジャービスの母親がなくなりました。
その母親の命日である5月第2日曜日に教会で、感謝と追悼の意を表し、母親の好きだった白いカーネーションを祭壇に捧げ、参加者にも配ったのが母の日の最初と言われています。
これが人々に共感されて、ウェストバージニア州の知事が5月第2日曜日を母の日にすると宣言し、その数年後、ウィルソン大統領が、1914年から5月第2日曜日を母の日として国民の祝日に制定したそうです。
ということは、「アンナ・ジャービスの母親がカーネションが好きだったから」というのが、そもそも母の日にカーネションを贈るようになった由来なんですね。
日本ではいつから?
日本では1915年に教会で母の日が祝われ始め、徐々に広まっていったとされてます。
それから1931年に、大日本連合婦人会を結成されたのを機に、皇后の誕生日である3月6日を母の日としました。
その後、1937年5月8日に、「森永母の日大会」が豊島園で開催され、1949年ごろからアメリカにならって5月の第2日曜日に行われるようになったようです。
カーネションの色にはどんな意味がある?
カーネションの色というと赤が一般的で、白いカーネションは亡くなったお母さんに捧げるものとされています。
カーネーションの色ごとの花言葉は次のようになりますから、その時々のお母さんへの思いやお母さんの好みに応じていろんな色のカーネーションをプレゼントするのもいいですよね。
赤
母の愛情
真実の愛
情熱
ピンク
感謝
上品・気品
暖かい心
美しい仕草
オレンジ
純粋な愛
あなたを熱愛します
清らかな慕情
黄色
美
嫉妬
愛情の揺らぎ
友情
紫
誇り
気品
白
尊敬
純潔の愛
私の愛情は生きている
海外の母の日は?
母の日って国によって、かなり日がまちまちって知ってました?
日本、アメリカ、香港、台湾、中国、オーストラリア、ドイツ、イタリアなどは同じ5月の第2日曜日ですが、ノルウエーは2月の第2日曜日、イギリスは四旬節の第4日曜日、タイは8月12日、ロシアは11月最終日曜日、インドネシアは12月22日という具合にかなりバラバラなんですね。
同じカーネションを贈る場合にも、ラッピングなどひと手間かけると、ぐーんと豪華になります。
それとメッセージカードは欠かせませんよね。メッセージカードもちょっと手作りするとおしゃれになり、さらに感謝の気持ちも伝わりやすくなります!
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母の日にはカーネーションをはじめ、いろんなプレゼントを考えますけど、一番大事なことはお母さんに対する気持ちですよね~ 気持ちを込めたものを形にしてお母さんに喜んでもらいたいですね!