認知症 ボケ予防にウォーキング!
2015/02/19
認知症って最近テレビでも特集があったりして
よく目にしますね。
認知症って言葉は、比較的最近しっかり知ったのですが
調べてみると
2004年に厚生労働省が「痴呆」という言葉を廃止し、
代わりに「認知症」という用語に変えたとのことです。
なるほど、新しい言葉だったわけですね〜
昔は痴呆症とかボケとか言ってたのかな?
2007年に91歳の認知症の男性が外を徘徊して、電車にはねられ、
JRがその家族に対して損害賠償を求めるという事件もありました。
また年間、なんと約1万人超の認知症の方が
外を徘徊して行方不明になっているとのことです。
私の身の回りには認知症の方がいないので、今一つピンとこなかったんですが
認知症の人が2012年には462万人、軽度の認知障害者が約400万人いるとか・・・
65歳以上の4人に1人が認知症とその予備軍になるそうです。
すごいですね〜!
今までは高齢者、認知症の方の数が
人口に対して相対的にそこまで多くはなかったですが
これから高齢者がますます増え、認知症の方がどんどん増えていくと
大きな社会問題になりそうです。
とくに元気でパワフルな認知症のお年寄りは大変そう!
そもそも認知症の症状って、どんなことを指すんでしょう?
ちょっと調べてみました!
認知症症状
●記憶障害
新しいことを覚えられず、ちょっと前に聞いたことも思い出せなくなる症状。
●見当識障害
今の時間や、どこにいるのか?という記憶が失われる症状。
●理解、判断力の障害
考えるスピードが遅くなったり、2つ以上のことを考えられなくなったり、
いつもと違うことが起きると混乱してしまう症状。
●実行機能障害
計画を立てて、その計画に沿って行動ができなくなる。
日常生活でいえば、料理づくりがいい例ですね。
献立考えて、材料を揃えて、手順に沿って調理していく・・・
こんなことができなくなります。
●感情障害
一般的な感情表現と異なり、突拍子のないことに反応して
怒ったり、悲しんだりします。
これらの症状をチェックするのに
厚労省が作成した25のチェックリストの中の次の3つで
まずは簡単にチェックできるようです。
・周りの人から「いつも同じ事を聞く」などの物忘れがあると言われますか
・自分で電話番号を調べて、電話をかけることをしていますか
・今日が何月何日かわからない時がありますか
まずはまわりに認知症かな?と思われる方がいましたら
上記の3つを入り口として質問してみるといいですね!
「メンタルナビ」というサイトでも簡単にチェックできます。
http://www.mental-navi.net/ninchisho/check/index.html
認知症予防
認知症はなる前に予防したいものですよね。
認知症の予防法として
明確にはまだまだ解明されてませんが大体
次のようなことを普段から心掛けて実践するといいみたいですよ。
まずは大きく
食生活、運動、生活習慣、脳トレの分野に分かれます。
<食生活>
DHAやEPAが多く含まれるいわし、さばなどの青魚
マグロ、さけ、ぶり、うなぎなど
中性脂肪を低下させるレシチンが含まれる大豆製品
抗酸化物質が含まれるアーモンド、ナッツ、緑黄野菜
ポリフェノールが含まれるウコン
これらの食材を多く使う和食がいいみたいです。
<運動>
身体と脳を同時に使うこんな体操がいいようです。
あといろんな本や厚労省、お医者さんがおすすめしているのが
ウォーキング、早歩きですね。
冬場は寒いですけど
自然の多い散歩道をウォーキングしたり、
都会でしたら、一駅電車で行かずに歩いたり
日常生活の中で自然に組み入れやすいのでおすすめですよね。
大股で早くウォーキングすることで
足腰を鍛え、有酸素運動にもなり、いろんなことに
興味を持ち、刺激を受け、脳も活性化され、いいことだらけですよね。
そうそう
引きこもり、閉じこもりはよくないようですから
外に出て、歩いて、人に会って、よくしゃべり、笑うことが大事みたいです。
使わないと何でも退化していきますからね。
<生活習慣>
深酒、タバコもあまりよくないとか。
特にタバコは、脳血管や動脈硬化など悪影響を与えるようです。
やはり規律正しい生活がいいんですね。
<脳トレ>
運動で紹介した身体と脳を同時に使う体操や
麻雀、数独、料理をつくったり、旅行のプランを立てたり、
おしゃれに気を配ったり、
頭を普段から使うことが重要です。
最後に年をとってくると、老後の不安とか心配する方が増えてくるようですけど
くよくよしないで明るい気分で毎日を過ごすことも大切!
毎日、アクティブになるべく足を使って
ウォーキングでいろんなところに出かけて
生活の些細なことにも感謝を持って
楽しく過ごしていけばいいのかな・・・
まだまだ若いから大丈夫って思わずに
今のうちから気をつけていきたいものです。
若い頃の日焼けがあとあと、しみ、しわになって
後悔しないようにね!