訪問するときのマナーは?時間など気をつけることは!
友人・知人の家、彼の実家、親戚の家、目上の人の家、恩師の家、上司の家などいろいろなお宅を訪問する場面があります。
気の置けない人や、親しくしている人の場合はあまりマナーのことは考えないで訪問していますけど、大人としての最低限のマナーはおさえておきたいものです。
特に、きちんとした訪問のときは、招いてくださる相手に対して失礼のないようにしなければなりませんよね。
いざというときマナーを知らずに恥ずかしい思いをすることがあるかもしれませんし、相手に対して不愉快なおもいをさせてしまっているかもしれません。
意外と知っているようで知らないことって多いです。
知っていると、臆せずに訪問することもできるので、きちんとしたマナーを身につけておきたいですね。
目次
訪問するときのマナー
家を訪問するということは、相手の貴重な時間を割いてもらうということです。
相手にいろいろな気遣いもさせてしまいます。
訪問するときは、相手に粗相のないようにマナーを身につけましょう。
でもせっかくお呼ばれしているのですから、緊張しすぎないように楽しい時間を楽しみましょう。
前もって約束して訪ねる
いきなり訪問するのは大変失礼にあたります。
先方の都合を聞き、約束してから訪ねます。
時間帯
相手の都合にあわせることが基本ですが、特に指定がない場合は、まず、早朝、夜間、一般的な食事の時間帯は避けるようにしましょう。
午前中
・・・10時から11時
午後
・・・13時から16時
がよいといわれています。
前もって手土産を用意する
お邪魔する際は、菓子折りなどの手土産をもっていくのが、一般的とされています。
相手の好みや家族構成を考えて選びますが、人数分ちょうどではなく、少し多めに、ただし4個、9個という数にならないようにします。
手土産を相手先の近くで買ったりしたらいかにも間に合わせという感じになりますので、避けましょう。
金額は、2000円から3000円程度が一般的といわれています。
到着時間
訪問する家に約束の時間より3分から5分ほど遅く着くのがマナーです。
少し遅れるのがマナー?
ちょっと意外な感じがします。
ビジネスシーンでは時間に遅れることは厳禁で早めに訪ねますが、個人宅への訪問は、早めに訪ねるとまだ準備ができていない場合もあり、そんなときに訪ねれば相手に恥をかかせてしまうことになるからなんです。
しかし到着が10分以上遅れる場合は、連絡して事情を説明します。
玄関前に到着したら
コートは脱いで腕にかけ、帽子や手袋もとり、身だしなみを軽く整えてからチャイムを鳴らします。
あいさつと手土産は
玄関では簡単なあいさつを、正式なあいさつは入室してから行います。
手土産を渡すのは正式なあいさつをしてからです。
靴を脱ぐときのマナー
靴を脱ぐときは、普通に脱ぎ上がってから、向きを変えてひざまずき、靴の向きを変え、隅によせます。
和室で気をつけること
●和室の場合、すすめられるまで座布団には座りません。正座して畳に手をついてあいさつした後で、座布団に座るようにします。
あいさつと手土産を渡すまでは、すすめられても座布団には座らないようにします。
話している最中に別の人が入室してきたときは、座布団から降りてあいさつします。
●「敷居が高い」という言葉がありますが、畳の縁(ふち)は、その家の格式をあらわしています。
その家の象徴でもありますので、踏むことのないようにします。
洋室で気をつけること
ソファや椅子に腰かけて待ち、あいさつの時は立ち上がってします。
足を組んですわったり、いすの背によりかかるような姿勢は、マナー違反になります。
滞在時間の目安
1時間程度を目安にあまり長居はせずに、引き上げるようにしましょう。
お互いに良い時間を過ごし「少し早いかな」と感じる程度で引き上げるのが、マナーといえます。
訪問するときのマナーは知らなかったのが、到着時間は少し遅れた方がいいということです。
早目だと失礼にあたるなんて、遅れた方が失礼だと思ってました。
いろいろなマナーがあるので、これから少しずつでもしっかり身につけていきたいと思います。