重曹を入浴のときに入れるとお肌がすべすべに!足湯にもおすすめ!
重曹って、いろいろな用途があるので家に常備してあると本当に便利です。
なかには1ヶ月に2kgから5kgぐらいは使いこなす人もいるそうです。
5kgといったらお米に匹敵する量ですからすごいですよね。
重曹って「こんなところにも使えて便利!」と思うこともしばしば・・・
入浴のときにも、温泉に入っている成分なので安心して浴槽に入れることができます。
好きなエッセンシャルオイルを入れて、発砲入浴剤を作るのも癒されていいですね~
目次
重曹を入れて入浴する効果
お風呂に入るとき、重曹を大さじ1杯入れるだけで、家でもすべすべの美肌風呂のできあがり!
「美人の湯」といわれる「重曹温泉」は、「硫黄泉」、「食塩泉」と並び3大美人の湯と言われる中のひとつです。
重曹の中に含まれる成分が、皮脂を乳化して分泌物などの汚れを落として、肌がすべすべになり、血行も良くなり肌もつやつやしてきてうれしい効果があります。
重曹には汚れも落とす効果もあるので、石けんで洗わなくても大丈夫です。
それから温泉に入ってあがるときはシャワーを浴びて洗い流したりしますが、重曹温泉に入ったときは大切な皮膜を洗い流さないためにもそのままあがったほうがより効果があります。
家でお風呂に入る場合、石けんを使って、こすると刺激となってしまうこともあるんですが、重曹が入っていると入るだけで石鹸を使わなくてもきれいにする効果があります。
重曹風呂でアトピーが改善されたということもあるそうです。
ただし気をつけなければならないことは、皮脂が流されるので入浴後乾燥してきます。
ですので必ずボディローションなどのケアが大切です。
重曹と一緒にエッセンシャルオイルなど入れると、保湿効果も期待できるのでおすすめです。
重曹風呂
重曹をそのまま浴槽に入れるだけ、重曹には軟水作用もあるので肌にやさしいお湯になります。
材料
●重曹
●エッセンシャルオイル(お好みで入れても入れなくても)
作り方
浴槽に重曹大さじ1杯から2杯を入れてよくかき混ぜます。
好きなエッセンシャルオイルを入れると、例えばラベンダーなどは、香りでリラックス効果も期待できます。
重曹で発砲入浴剤
重曹とクエン酸を合わせて浴槽に入れるとアルカリと酸が反応して炭酸ガスがでます。
炭酸ガスは抹消血管を広げて血行をよくする効果があります。
浴槽に浸かって発砲入浴剤を入れるときは、顔の下におくと炭酸ガスを急激に口から吸ってしまうことになるので、足元に置いて溶かします。
材料
●重曹
・・・大さじ2
●片栗粉
・・・大さじ1
●クエン酸
・・・大さじ1
●グリセリンかオリーブ油
・・・小さじ2分の1
●好きなエッセンシャルオイル(お好みで入れても入れなくても)
・・・5滴以下
作り方
1.重曹、クエン酸、片栗粉をよく混ぜる、均一にしっかり混ぜます。
2.グリセリンかオリーブ油を入れて、好きなエッセンシャルオイルも入れてさらによく混ぜます。
3.霧吹き等で少量の水をかけるとまとまりやすくなります。
作るとき注意することは、湿らせすぎると発砲することもあるので必ず少量ずつ水を加えます。
全体がしっとりと均一の状態になったらサランラップでくるみ自然乾燥させます。
作ってから1週間程度で使い切ります。
重曹で足のスクラブ
ひじやかかとの古くなった角質は、摩擦や圧力などで固くなりやすいですよね。
重曹スクラブでとり除くといいですよ。
材料
●重曹
・・・大さじ1
●グリセリンかオリーブ油
・・・小さじ1
作り方
重曹とグリセリンかオリーブ油をよく混ぜ合わせます。
片足に半量ずつ使ってくるくるとマッサージします。
強くこすると肌を傷めるのでやさしく塗ります。
オイルは滑りやすいのでスクラブを塗ったまま立ったり歩いたりしないように気をつけます。
最後にぬるま湯で洗い流します。
重曹のボディスクラブ
肌のざらつきや、脂っぽさがきになるときは重曹のボディスクラブを使ってさっぱりしましょう。
石けんと合わせると肌にやさしく適度なスクラブ効果があります。
皮ふのやわらかい部分は避けて使います。
材料
●石けん
・・・よく泡立てる
●重曹
・・・小さじ1
作り方
泡をつぶさないように、やさしく混ぜあわせます。
力を入れずにゴシゴシこすらないで手でなでるように洗います。
肌の弱い人や刺激を感じる場合は重曹の量を減らして調整します。
重曹で足湯
足は「第二の心臓」といわれています。
足湯をすると温まった血液が全身を巡り、血行がよくなることで全身もポカポカしてくれます。
足湯はお風呂に入れないときでも湯ざめの心配もなく体を効果的に温めてくれるからいいですよね。
よく歩いた日や立ち仕事などで疲れた足にも効果があり、足湯に重曹を加えると足の汚れもとり消臭効果もあります。
グリセリンも入れると保湿効果もプラスされ、さらに好きなエッセンシャルオイルを入れると香りの効果で癒されます。
足がむくみやすい人は、ジュニパーを入れると老廃物の排泄を促す効果がえられます。
材料
●重曹
・・・大さじ2
●グリセリン
・・・小さじ2
●好きなエッセンシャルオイル(お好みで入れても入れなくても)
・・・3滴
作り方
バケツや洗面器などにくるぶしまで浸かるくらいのお湯を入れます。
お湯の温度は40℃くらいがいいです。
材料を混ぜ、容器の中に入れて溶かして足を入れます。
10分ほど足を浸けます、ぬるく感じたらさし湯をします。
軽く汗ばむくらいがベスト、足湯の後はお風呂に入ったのと同じ効果があるので、終わったら水分補給をします。
手首やひじ浴でも効果があります。
材料の中で家に常備してなかったりするもの
グリセリン
油脂の構成成分のひとつでトロリとした液体です。
化粧品の原料から保湿作用まで。
薬局で100ml、300円ほどします。
オリーブ油
肌用のオリーブ油はやけどなどの塗り薬として薬局や手作り化粧品の店でも買えます。
食用ではありません。
100ml、400円ほどします。
ハッカ油
ハッカの精油で主成分はメントール。
抗菌作用、清涼感があります。
1滴筒出る容器に変えると扱いやすくなります。
薬局で20ml、500円ほどします。
精油(エッセンシャルオイル)
植物から抽出した成分。
植物により効果が違ってきます。
肌に使えるか確かめてから購入します。
アロマテラピーの店で5ml、1000円位~。
重曹が家にあると、いろいろと安心できます。
先日久しぶりに白色のシャツを取り出してみたら、黄ばんでいました。
重曹をぬるま湯で溶かして入れて酸素系漂白剤と洗剤でいつものとおり洗濯すると見事に白色シャツに復活してくれました。
重曹は人の汚れを落とす作用や消臭の作用もあるので「入浴」や「足湯」のときも重曹を入れるといいですね。