柿・柿の葉茶・干し柿それぞれの効能
2015/05/01
柿の効能
柿には、どの品種にも、
・ペクチン
・カロチン
・ビタミンC
を多くふくんでいます。
ビタミンCは、一日の必要量を一個でまかなえます。
疲労回復や風邪予防、老化防止にも効果があります。
柿のポリフェノールには、抗酸化作用があり
ワインの5倍ふくまれています。
柿のカリウムには、ナトリウム(塩分)を排泄し、
高血圧に効果があります。
柿の酵素(カタラーゼ、ベルオキシダーゼ)が
アルコールの酸化、血中アルコール濃度の上昇を防ぎ
二日酔いに効果があります。
飲酒の前に食べた方が効果が高いです。
柿の葉茶の効能
柿の葉はビタミンCがみかんの30倍
緑茶の20倍
レモンの10倍~20倍ふくまれています。
柿の葉は熱に強いのでお茶にしてもビタミンCは壊れません。
・便秘
・風邪予防
・貧血改善
・糖尿病
・高血圧
・胃潰瘍予防
・シミ、そばかす、美白
などの効能があります。
柿の葉茶はノンカフェィンです。
柿の葉茶の作り方
柿の葉は5月から6月の若葉か6月から10月の時期のもの
柿の木の種類は甘柿でも渋柿でもいいです。
・ボールに葉を入れ、水できれいに洗って
表面の汚れをおとします。
・乾かすために新聞紙の上などに一枚一枚重ならないように並べ
風通しのいい場所で、直射日光を避け、
四日~1週間程干して乾燥させます。
・乾燥させた葉を手でバリバリと砕き
袋や保存容器にいれます。
干し柿の効能
干し柿にするとビタミンCは、ほとんどふくまれなくなりますが、
・ビタミンA
・食物繊維
・カロチンがふえます。
干し柿の作り方
干し柿は渋柿を干して作ります。
・渋柿のヘタとその周りの皮をむきます。
頭頂から下へ向けて皮をむきます。
茎や枝は、紐でくくるときに必要になるので残します。
・カビを生えにくくするため
熱湯に5~10秒くぐらせます。
・軒下の雨の当たらない、風通しの良い、
日差しが少し当たるぐらいの所に干します。
(日が当たりすぎると黒く変色します。)
柿と柿がくっつかないように、鳥にも注意します。
・カビが不安な時は、アルコール度数が高い焼酎を
霧吹きでふりかけます。
・出来上がりは、揉んだ場合は2~3週間程度が目安で
(1週間くらいで外側が固くなったら指で押すように揉む)
揉まない場合は1か月程度です。
柿は買ってきてからちょっと熟すまで待って食べると
本当に美味しいですよね。
美容にもいいので、柿の葉茶のお茶うけに干し柿がいいですね。