生姜の効能 ジンゲロール・ショウガオールとは!
生姜が、必ず冷蔵庫に入っているって人多いと思います。
料理に生姜とにんにくって必需品ですよね〜
生姜は薬味として使ったり、炒め物、豚肉の生姜焼き、魚の煮つけのときなど・・・用途によって使い分けています。
体に良いだろうと思って摂り入れていますが、生で摂り入れた方がいいのか?加熱したほうがいいのか?
どちらも良いとは思うのですが、より良い方法の摂り入れ方ってあるのでしょうか?
生姜は大好きなので、毎日少しでも摂り入れていきたいとは思っているのですが、1日の摂取量の制限とかあるのでしょうか?
生姜の栄養成分など、生姜について知っているつもりでいましたが、実は何もわかってないことに気づきました。
生姜の栄養成分や効能をしっかり知って、暑い夏も、寒い冬も乗り越えたいですね!
目次
生姜の効能
生姜は古代から世界中で使われており、その数は約500種以上あるといわれています。
生姜は漢方薬の7割に使われているといわれるほど健康効果があります。
日本では「古事記」にも記載がありますが、一般的に生姜を食べるようになったのも、「生姜」という名前で呼ばれるようになったのも江戸時代頃からであるといわれています。
生姜の成分
・生姜は90%以上水分からできています。
・生姜に含まれている成分として微量ですが、辛味成分があります。
生姜による健康効果は生姜に含まれる辛味成分によってもたらされるそうです。
生姜に含まれる辛味成分
・ショウガオール
・ジンゲロン
の3種類があります。
この3種類の辛味成分の健康効果について次に紹介しますね。
ジンゲロールの健康効果
ジンゲロールの健康効果には次のものがあります。
●殺菌効果
●冷え症を解消する効果
●吐き気や頭痛を抑える効果
●免疫力を高める効果
●ダイエット効果
●老化を防ぐ効果
ジンゲロールは、生の新鮮な時に多く含まれていて、体の中心にある熱を循環させる働きがあります。
ジンゲロールを摂取するときの注意点
●熱を加えない。
加熱すると酸化してしまい、本来の働きを行うことができなくなります。
●空気に触れるている時間はできるだけ短縮する。
例えば生姜をすりおろして、冷奴やもずくなどにのせて食べる場合
↓
食べる直前にすりおろすことが、ジンゲロールをより効果的に摂取できる方法です。
ショウガオールの健康効果
熱を加えることでジンゲロールからショウガオールに変化します。
熱を作り出す効果があり、体全体を温める作用があります。
ジンゲロールもショウガオールも体を温める効果がありますが、働きが多少違います。
●ショウガオールは、血管を拡張し血行をよくする働きがあります。
●炒めた生姜にショウガオールは、もっとも多く含まれます。
体を温めたい時は、生姜を炒めて食べるのが最も効果的だといわれています。
ジンゲロンの健康効果
ショウガオールと同様に熱を加えることでジンゲロールからジンゲロンに変化します。
●体脂肪を燃焼させる働きがあります。
芳香成分シネオール
シネオールは生姜に微量に含まれている香り成分です。
食欲増進の働きがあるので、食欲のないとき・夏バテのときや疲労回復のときに効き目があります。
魚介類や肉の臭みをとるローズマリー・セージやローリエといったハーブにも含まれています。
生姜の保存方法
・濡らした新聞紙で生姜をつつみそれをビニール袋に入れて冷暗所で保存します。
・買ってきた残りをすぐに使わないときなどは、すりおろしたり・みじん切りにしたり・細切りにして冷凍保存もできます。
生姜の1日の摂取量の目安
生の生姜の場合
・1日5~10g
・スライスしたものなら6枚ぐらい
・すりおろしたものなら小さじ1
乾燥生姜
・1日3g
生姜の摂り過ぎに注意
生姜は次のような状態の時には摂り過ぎないように注意しなければなりません。
・肌の乾燥が気になるとき
・寝汗が出るとき
・イライラしやすいとき
・不眠などのとき
・顔や足がほてるとき
などです。
何ごとも適量を守らないと、せっかくの薬が毒になってしまいますからね。
乾燥生姜
生姜を乾燥させることによってジンゲロールとショウガロールの2つの効果が得られます。
乾燥生姜の作り方
生姜ってやはりいろいろな効能があり、生で食べる場合と加熱した場合とで違ってくるのですね。
生ですりおろして食べるのも、炒めて食べるのもどちらも美味しいです。
乾燥生姜は、漢方ってかんじですよね、すごく効きそうです。
生姜って適量を守り、おいしく食べて健康増進に役立てたいですね。