野菜の冷凍って意外なものまで冷凍できて,おいしく便利!
野菜って、健康、美容のためにも毎日なるべくたくさんの量を摂りたいですよね〜
ふだん、野菜を冷蔵庫の中やかごなどに常温でストックしていますが、野菜はなるべく新鮮なうちに早く食べてしまわないと栄養価が失われたりします。
「スーパーでお買い得な時」や「新鮮野菜の特売所」とか「道の駅」とかに行ったりすると、ついついたくさん買いすぎたりしてしまいます。
そして結局食べきれずに無駄にしてしまい、「もったいな〜」ってことに・・・
自分の思い込みですが
野菜は生で食べることが一番栄養価が高く、
次が熱を加えたもので、
野菜を冷凍するという発想は、これまであまり考えたことはありませんでした。
本当にそうなのかな?
冷凍野菜って結構売っていたりするので意外と知らないだけかも・・・
野菜が冷凍できると本当に便利で時短にもなりそうだし、冷凍できる野菜を調べて、その方法などもわかったら、これまでのように野菜を無駄にすることがなくなりそうな気がします。
冷凍できる野菜
調べてみると、思っていたよりもいろいろな種類の野菜が冷凍して、おいしく食べられることがわかりました。
いろいろな種類の野菜がストックしてあると買い物に行けないときとかも便利で重宝します。
いろんな野菜の冷凍とその方法を紹介します。
もやし
・冷凍すると残念ながら歯ごたえなどのしゃきしゃき感はなくなってしまいます。
でももやしが冷凍できるともう一品あるといいなぁと思ったとき便利ですよね。
方法
・袋から出してきれいに洗って水気をキッチンペーパーなどでよく拭き取ります。
冷凍用保存袋に入れ空気をよく抜きます。
2~3週間は大丈夫です。
・洗う手間も省きたいときは袋のまま冷凍できます。
そのときは袋につまようじなどで数か所穴を開けておきます。
玉ねぎ
玉ねぎはよく使う野菜なので冷凍できると便利です。
生のまま冷凍すると水気がでてしまいますが、甘さは凝縮された感じになります。
方法
スライスした玉ねぎを使う分量にラップなどで包み、冷凍用保存袋に入れて保存します。
スライスして冷凍した玉ねぎを使うときは、半解凍か凍ったままの状態で調理できます。
ブロッコリー
ブロッコリーも一株使い切れないときなど冷凍しておくと便利でグリーンの色が食卓やお弁当などにほしいときに重宝します。
傷みやすい野菜なので下ゆでしてから冷凍するといいです。
方法
小房に分けて短時間加熱(30秒ほど)します。
ザルに取り上げ自然に冷まします。
冷ましたら水気をキッチンペーパーなどでよくふきとり、冷凍用保存に入れ空気をよくぬきます。
1ヶ月ほど保存できます。
炒め物などに使うときは1分ほど茹でます。
煮込み料理に使うときなどはそのまま調理します。
小松菜
小松菜は冷凍保存するとおいしさが増すと言われています。
生で冷凍してもおいしさが保てる野菜です。
方法
切ってから使う分だけを小分けしてラップし冷凍用保存袋に入れます。
冷凍するとしんなりするので凍ったまま熱湯をかけるだけでお浸しにもなるので便利です。
3週間ほど保存できます。
白菜
白菜は冷凍したもののほうが煮物や鍋に使う場合やわかかくなっておいしいです。
白菜をまるごと1個買ったときなど冷凍しておくと便利ですね。
方法
・短時間加熱(30秒ほど)します。
ザルに取り上げ自然に冷まします。
冷ましたら水気をキッチンペーパーなどでよくふきとり、小分けしてラップし冷凍用保存に入れ空気をよくぬきます。
1ヶ月ほど保存できます。
炒め物などに使うときは水気をよくしぼり調理します。
煮込み料理や鍋などに使うときなどはそのまま調理します。
きゅうり
夏になるときゅうりはかかせませんよね。
でもきゅうりは水分が多いので難しいのかな? 冷凍できるなんて思ってもみませんでした。
方法
薄い輪切りにして塩をかけてから冷凍用保存袋に入れます。
冷蔵庫で自然解凍して水分をしぼるだけで酢の物などにも使えます。
2週間から1ヶ月保存できます。
にら
にらも使いきれないで残しておくと傷みが早く臭いがするので冷凍できるとうれしいです。
にらは冷凍しても食感や味落ちの変化の少ない野菜です。
方法
水洗いして生のまま適当な大きさに切り、水気をよく切り冷凍用保存袋に入れます。
1ヶ月ほど保存できます。
凍ったまま炒め物などにも使えます。
トマト
トマトは冷凍すると生で食べるのには柔らかくなるので向きません。
でもトマトソースや煮込み料理として使うと酸味がきき仕上がりがひと味違う感じがします。
方法
ヘタをくり抜き、そのまま冷凍用保存袋に入れ空気をよく抜き保存します。
1ヶ月ほど保存できます。
凍ったままの状態でヘタの部分に十字に切り込みを入れると皮がつるりとむけて、そのまま丸ごとすりおろし料理に使えます。
大根
大根まるごと1本を買ったときは必ず使い切れず残ってしまいます。
そんなときは冷凍しておくと便利です。
方法
生のまません切りして冷凍します。
せん切りにしておくと保存期間は1ヶ月ほど保存できます。
おでんに入れるときみたいに輪切りや乱切りみたいに大きく切って冷凍すると組織が壊れるのが早く食感も悪くなってしまいます。
でも輪切りにしたものを24時間ぐらい冷凍すると味が染み込みやすくなります。
せん切りしたものを自然解凍してあえ物やサラダに使ったり、凍ったままお味噌汁に入れたりします。
大根おろしにしても冷凍できます。
おろした後ザルにあげて水けをよく切り、冷凍用保存袋に入れて空気を抜きながら平にします。
酢を少々なじませておくと時間がたって増してくる辛味を予防できます。
野菜を冷凍する場合の利点
・野菜を冷凍した場合、組織が壊れてしまうので火の通りが早くなります。
・冷凍した野菜は、凍ったままの状態で調理した方が、うま味や栄養成分などが残るので冷凍する前には、作る料理に合わせて切った方が使いやすくなります。
・生のまま冷凍できる場合は、薄く小さく切ることで早く凍り、組織のダメージも少なく食感の変化もあまり気になりません。
・下ゆでしてから冷凍する場合は「えぐみをとる」「栄養分を破壊する酵素の働きを止める」という働きがあります。
固定観念で今まで野菜は冷凍には向かないと勝手に思っていました。
でも野菜って傷むのが早いので、すぐに食べないときなど、なるべくなら冷凍したほうがいいですよね。
料理を作るときの時短にもなるし、これからはもっと活用していきます。
冷凍することでおいしくもなるなんて意外なことばかりです。