季節

お彼岸お墓参り 本来の意味は!

2015/04/04

お彼岸って、仏教行事なんですが、他の仏教国にはない日本独自の行事です。

お彼岸と言えば、お墓参りをイメージしますが、なぜお彼岸にお墓参りするようになったのか?

太陽が真東から昇って真西に沈む時期の「春分の日」と「秋分の日」は、”あの世”と”この世”が最も通じやすい日と考えられていました。

そして、この「春分の日」は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」、「秋分の日」は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことを趣旨として国民の祝日に制定されたのですね。

このような考えからお彼岸にお墓参りがされるようになったようです。

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お彼岸と六度万行(六波羅蜜)

お彼岸とはあの世の「彼の岸(かのきし)」のことで、この世は「此岸(しがん)」と呼ばれます。

此岸から幾多の苦難を乗り越え、悟りの彼岸に到るのが彼岸なんですね。

般若心経に出てくる”波羅蜜多(はらみた)”ですが、サンスクリット語のパーラミータから来ており、「完全な修得、完成」の意味を持ち、到彼岸(とうひがん)と訳します。

この到彼岸のためには六度万行(六波羅蜜)の成就があり、次のような仏教の教えがあるんですね。

●布施(ふせ)・・・・・親切にするということ。困っている人がいたら、自分にできることをさせてもらう。

●持戒(じかい)・・・・言行一致、言う事と行うことを一致させる。

●忍辱(にんにく)・・・耐え忍ぶということ。

●精進(しょうじん)・・正しい目的に向かって様々な苦労を乗り越え努力するということ。

●禅定(ぜんじょう)・・心を落ち着かせ、物事に動じない心を養うこと。

●智慧(ちえ)・・・・・真理にもとづく考え。

この教えを実行できるように心がけ、自分の言動を顧みて、ご先祖様に感謝し、供養し、精進していくことが大切です。

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春と秋のお彼岸の時期なんですが、その年によって、次のように少しずつ変わってきます。

春彼岸の時期

2015年
彼岸入り 3月18日(水)  春分 3月21日(土)  彼岸明け 3月24日(火)

2016年
彼岸入り 3月17日(木)  春分 3月20日(日)  彼岸明け 3月23日(水)

2017年
彼岸入り 3月17日(金)  春分 3月20日(月)  彼岸明け 3月23日(木)

2018年
彼岸入り 3月18日(日)  春分 3月21日(水)  彼岸明け 3月24日(土)

2019年
彼岸入り 3月18日(月)  春分 3月21日(木)  彼岸明け 3月24日(日)

秋彼岸の時期

2015年
彼岸入り 9月20日(日)  秋分 9月23日(水)  彼岸明け 9月26日(土)

2016年
彼岸入り 9月19日(月)  秋分 9月22日(木)  彼岸明け 9月25日(日)

2017年
彼岸入り 9月20日(水)  秋分 9月23日(土)  彼岸明け 9月26日(火)

2018年
彼岸入り 9月20日(木)  秋分 9月23日(日)  彼岸明け 9月26日(水)

2019年
彼岸入り 9月20日(金)  秋分 9月23日(月)  彼岸明け 9月26日(木)

お墓参りの作法って?

江戸時代の頃からお彼岸にお墓参りをするようになったといわれていますが、お墓参りの作法とか、あるんでしょうか?

気になったので調べてみました!

調べてみると、お墓参りに厳格な作法などはなく、心を込めてお掃除したり、ご先祖様に感謝の気持ちを伝えたりすることが大事なようです。
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特にきまった決まりはないのですが、基本的なこととして、次のお墓参りの手順を参考にしてみて下さい!

お墓参りの手順

①まず最初に、お寺の住職または、霊園の管理の方に挨拶してから、ご本尊に参拝します。それから、水桶・柄杓・ほうきやちりとりをお借りします。

②お墓の周りの雑草を抜いたり、掃いて清めます。墓石に水をかけ、ほこりや汚れを落として、乾いたタオルで拭きとります。

③お花を活けて、お供え物を半紙にのせてお供えします。家族一人一人が、お線香をあげ手を合わせて拝みます。

④ゴミをまとめてお供え物も持ち帰ります。

お墓参りの手順は、宗派や地域によっても違いますので、分からないことがあったら住職などに尋ねるのがいいですね。

お墓参りに用意するもの

たまにお墓参りに行った時にマッチを忘れたとか、ハサミを忘れたとか、そんな経験はありませんか?

そんな忘れ物のないように”お墓参りに用意するもの”をリストアップしました。

●水桶と柄杓

●タオル

●ほうきとちりとり

●生花(一対)

●ハサミ

●お供え物

●半紙

●お線香

●マッチ

●ろうそく

●数珠

●ごみ袋

お墓参りをすると、お参りした後とても清々しい気持ちになります。

しばらくいろいろな事情で行けないときなどは、心の中で感謝すること、六度万行を心がけて精進していくことが大事なことですね。

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