三寒四温の時期は?体調にはご注意!
最近、暖かくなったり、寒くなったり・・・本格的な春が近づいてくる感じですね〜
三寒四温の意味
こうも暖かかったり、寒かったりすると「三寒四温」って言葉が浮かんできます。
三寒四温の意味ですが、文字どおり冬の時期に寒い日が3日続いた後に、暖かい日が4日続くという寒暖が7日周期に表れる現象のことです。
三寒四温の時期
この三寒四温は、中国の東北部や朝鮮半島北部で、シベリア高気圧の寒気が7日ほどの周期で強まったり弱まったりする「冬の気候」を表す言葉でした。
ところが日本ではシベリア高気圧の他に太平洋高気圧の影響も受けるので、冬に三寒四温の現象がはっきり現れることはあまりないようです。
そのために日本においては、春先に生じる寒暖の変化の時期にこの三寒四温が使われるようになったとのことです。
へぇ〜三寒四温って、もともとは冬に生じる現象だったんですね。言葉の意味も時代とともに変化していきますね!
春の天気の特徴
春といえば、暦では3月、4月、5月頃を指しますが、天気の特徴は気温の変化が激しいことです。
また冬のように晴れがずっと続いたり、曇や雨・雪がずっと続くということはなく、晴れから雨へと周期的に天気が変わっていきます。
冬の冷たい空気と春の強い日光が混ざり合うことによって、いろんな種類の雲も見ることができるようです。
気象現象としては次のような現象が起こりますね。
●中国、モンゴルからの偏西風に乗ってくる「黄砂」
●桜の開花時期に薄く曇っている「花曇り」
●日差しが柔らかく暖かい「春うらら」
●春の初めのころに吹く南からの強い風である「春一番」
三寒四温時に注意すること!
この三寒四温の時期は気温や気圧の変化によって、身体に負担がかかり、疲れもたまりやすくなります。
疲れがたまると免疫力も弱まり、風邪など引きやすくなりますので注意しなければなりません。
また暖かいからと薄着でいると、急に寒くなって身体が冷やしたりしますので、常に脱いだり、着たりできる服を用意しておいた方がいいですね。
それとこの時期に出てくるのが花粉ですよね。
こういったことに注意して、外出する時はマスクと暖かい服を、家にもどって来たら、玄関先で花粉などを落して、それから手洗い、うがい、顔洗いをしっかりやることですね。
いろいろとイベントも増えてきて楽しい時期ですから、風邪など引かないように心がけていきたいものですね!