野菜保存の方法と保存期間の目安は?
安いからと沢山買ってしまった野菜を腐らせてダメにしてしまったことがある・・・
なんて経験がある人も少なくないと思います。
「冷蔵庫に入れておけば1週間ぐらい大丈夫」
「忘れてたら萎れていた、色が変わっていた」
「状態が良くないことになって、せっかくの野菜を捨ててしまって後悔」
「貰い物の野菜が申し訳ないことに」
とかなかなか冷蔵庫の野菜事情は悩みどころですよね。
今回は保存を失敗しがちな野菜を選んで、それらの保存方法、期間を中心にお話していきたいと思います。
ほうれん草、小松菜などの葉物野菜
霧吹きで軽く湿らせたキッチンペーパーでくるみ、ジッパーなどの保存袋に入れ、葉先を上にするように立てて野菜室に。
3、4日で食べることをおすすめします。
冷凍保存は一度下茹でしてカットしたものを冷凍庫に入れてください。
こちらは2、3週間を目処に。
キャベツ
まるごとのキャベツを買ってきたなら冷蔵庫に入れる前に芯を抜いてください。
果物ナイフだと少しづつ切れるので使いやすいと思います。
そして空いた穴に湿らせたキッチンペーパーをかわりに詰めて、その芯を下にするように冷蔵庫で保存してください。
1週間以上大丈夫な時もあります。
ペーパーが乾いてきたら湿らせるのを忘れずに。
カットキャベツなどは食べやすい大きさにしてジップロックにいれそのまま冷凍庫で大丈夫です。
似た野菜のレタスですがこちらはなかなか日持ちがしない上に冷凍保存はあまり向きません。
こちらは早めに食べきってください。
トウモロコシ
新鮮なうちに食べれたら一番いいのですが、それができなさそうなら冷凍しましょう。
3~5分ほど茹でたらラップをして冷凍庫に。
また料理で使いやすくするには身を取って保存を。
裏技で割り箸で身を縦に削ぐとかなり簡単です。
ゴボウ
土の付いたものは新聞紙に包冷暗所におきます。
時期にもよりますが1~2週間のうちに食べきりましょう。
土のついていないものは鮮度が落ちやすくなっていますのでラップにくるみ冷蔵庫に入れましょう。
ゴボウは乾燥させないように気をつけてください。
ナス
冷蔵庫で保存するには、ラップでくるむか、新聞紙で包んでください。
保存は長くて1週間。
ただナスはすぐに皮のハリがなくなってしまうので、できるだけすぐに食べることをおすすめします。
2、3日で食べれるようなら常温でもOK。皮のハリはなくなりますが、中身は大丈夫です。
どうしても食べきれない時は料理で使いやすいように切り、水で軽くあく抜きをして水気をきり、ジップロックに入れて冷凍庫がいいです。
じゃがいも
じゃがいもはでんぷんが多いので冷凍してしまうと組織が変性を起こしてしまいます。
正直美味しくないです。
冷凍庫には入れないこと!
ただ、コロッケやポテトサラダにしたものは組織が崩れているので問題はありません。
冷蔵庫か涼しい冷暗所に土が付いたままで保存してください。
水気がある場所は腐る原因になるので避けましょう。
半年近く保存できます。
しめじ
冷蔵庫ではあまり日持ちがしません。
水分に弱いため痛みやすいからです。
なので、冷凍庫がベスト。
石づきをとり、少し小分けにしてジップロックに入れてください。
これはかなり日持ちします。
1ヶ月は大丈夫です。
きのこ類は天日干しにして乾物の状態にしてもいいです。
使うときは汁物ならそのまま、炒め物なら水や出汁で戻して使ってください。
いかがでしたか?
今回は野菜の保存についてでした。
簡単にまとめると、葉物野菜は水分管理が重要で、その点を気をつければ応用ができます。
根菜や、茎を食べる野菜、酸化しやすい野菜はあまり空気に触れさせないようにラップにくるんだり新聞紙で包みましょう。
トウモロコシ、グリンピースなど身を食べるものは下処理をして冷凍保存が楽です。
面倒な作業でもありますが損をしないためにも是非とも使ってみてください。