大根の保存!部位に合った料理法は!
大根って、「おろし」、「サラダ」、「煮る」、「炒める」、「お漬物」としてなど、いろいろな料理法がありますよね。
人気のある野菜の一つですね。
広告の品になっているときなどに丸ごと1本買ったりしますが、その日は食べる予定がなかったり、3分の1とか半分しか使わなかったりしたとき、保存法を間違えないようにしないとせっかく買ってきた大根が無駄になってしまいます。
また1本丸ごと買うのが重かったり、半分ぐらいしか必要ないとき、「上半分」を買えばいいのか「下半分」を買えばいいのか、迷ったことってありませんか?
「大根おろし」はどちらがおいしのか?、「おでん」を作るときはどちらがいいか?・・・
そこで今回は大根の部位にあった料理法や保存法をお伝えします!
目次
大根の保存法は
葉がついている丸ごと1本の大根の場合
家に帰ったら必ず葉と根を切り分けます。
そうしないと葉が根の養分を吸い上げて、根の部分の水分がどんどん蒸発していきます。
切り分けて葉の部分は、ゆでて置きすぐ使うときは冷蔵庫に、すぐに使う予定の無いときは冷凍庫で2ヶ月ぐらい保存できます。
残りの丸一本のままの場合、新聞紙に包み冷暗所で保存する。
切り分けた大根の場合
切り分けた大根を使いかけた残りは、切り口のところだけでなく全体をラップで包み、冷蔵庫に立てて保存します。
切り分けた大根の残った部分の大根をすぐ料理する予定のないときは、カットして、冷凍しておけばそのままお味噌汁の材料になります。
カットしてそのまま冷凍するよりは、下ゆでして冷凍しておいたほうがおいしく感じます。
よく「おでん」や「煮物用」の大根を下ゆでしてから料理しますよね。
それも「お米のとぎ汁」で下ゆでします。
どんな効果があるのでしょうか。
●味がしみやすくなる
●やわらかくする
●苦味、臭みなどのアクをぬく
●透明感をだす
以上の効果があるんですね。
でも、いつでも「お米のとぎ汁」があるってわけじゃないですよね。
代用品として
・私は白米をそのまま「だし用パック」に大さじ1~2ぐらいを入れて煮ています。
・白米がないときは、片栗粉や小麦粉を小さじ1ぐらい入れて代用できます。
ヌメリが残っているときよく洗い流してください。
ひと手間かけることでよけい出来上がった料理がおいしく感じられたりしますよね。
冷凍の大根を使うとき
・半解凍で料理したほうがいいです。
・解凍しきってしまうと水分がでて、扱いにくい状態になってしまいます。
保存期間
買ってきたときの状態によってもさまざまなので一概には言えません、きちんと保存した状態になっていたかによっても違ってきます。
・しっかり保存した状態でも1週間ぐらい
・普通冷蔵庫で3~5日ぐらい
・冷凍庫で1~2ヶ月
これ以上の期間は目安なので腐っていなければ食べることはできますが、栄養分の低下や味も低下していきます。
大根の選び方
●葉がついている場合
葉の色が鮮やかな緑色でみずみずしいもの。
葉が黄色くなっているものは古いものです。
●ひげ根が少なくハリとツヤがあり、持ったときずっしりと重みがあるもの。
部位にあった料理法
大根上の部分
・大根は上の部分の方が甘い
「大根おろし」や「サラダ」に向いてます。
大根の中央部分
・やわらかく、色もきれいです。
「おでん」や「ふろふき大根」に向いてます。
大根下の部分
・下にいくほど辛味が強く感じられます。
辛味が強い先端部分は薬味に向いています。
辛味の強い「大根おろし」が好みの人に向いてます。
大根のおいしい時期
●11月から3月
秋冬大根・・・宮崎県、鹿児島県、神奈川県など
●7~8月
夏大根・・・北海道
大根は秋から冬は甘みが増し、春から夏にかけてはやや辛味が強くなります。
大根は、おろすとビタミンCが減少するので、酢やレモンなどかけるといいです。
秋から冬にかけて「おでん」の出番が多くなるのではないでしょうか?
「ぶり大根」や「大根おろし鍋」とかもいいですね。