柿の種類!形いろいろ!ビタミンCがたっぷり!
柿の種類って意外と思っている以上にあるんですよね〜
形もいろいろあったり、まだまだ食べたことのない品種もたくさんあります。
柿はビタミンCがたっぷりで「柿が赤くなれば、医者が青くなる」といわれるほど、栄養豊富な果物です。
柿を食べるときのかたさの好みは人それぞれですよね。
歯ごたえを感じるものが好きだったり、
ちょっとやわらかくなったのが好きだったり、
ほとんどやわらかくなったものが好きだったり、
完全に熟したものが好きだったり、
好みは分かれますよね。
柿はビタミンCがたっぷりで、風邪予防にもなるので1日1個もしくは半分でも食べられるといいですね。
干し柿だと食べやすくて食べ過ぎてしまいそうです。
目次
柿とは
柿は日本では、奈良時代から栽培されています。
柿はもともと中国や日本など東アジアが原産で、ヨーロッパやアメリカには日本から伝わったため「Kaki」で名前が通用します。
今では品種は1000種近くあるといわれています。
柿は大きく分けると「甘柿」と「渋柿」に分けられます。
意外に甘柿の種類は少なく20種類足らずといわれています。
あと「不完全甘柿」といわれるものもあります。
「不完全甘柿」は種子が入ると渋みが抜けて甘くなり、種子が入らないと渋みが残ります。
柿の旬
9月~12月
見分け方
・ヘタがきれい
・ヘタが果実に張りつき果実との間にすき間がないもの
・持ったとき重みがあるもの
・果皮がしっとりして張りがあり、全体的に色づいているもの
保存法
・ポリ袋に入れて冷蔵庫で1週間ほど持ちます。
・熟した柿は冷凍するとシャーベットのようにしていただけます。
栄養成分
・ビタミンC
柿1個で1日の必要量をほぼまかなえるくらい含んでいるといわれています。
・βーカロテン
強い抗酸化力があります。
・タンニン
柿の渋みの元です。
アルコール分解作用があるので二日酔いの朝に食べるといいですね。
・ミネラル
・食物繊維
柿の種類
よく見かける代表的な柿の種類です。
富有(ふゆう)
・甘柿の代表品種
・10月下旬から11月中旬くらいに出回ります。
・形はふっくらと丸みがあり、果肉はやわらかくて甘みがあり果汁も多いです。
・日持ちもします。
次郎(じろう)
・甘柿
・10月下旬から11月中旬くらいに出回ります。
・形は四角ばった円形。甘く、果実はややかためで歯触りの良い食感です。
筆柿(ふでがき)
・不完全甘柿
・9月中旬から10月上旬くらいに出回ります。
・形は筆の先の部分に似ています。このことから名前もつきました。
・小ぶりで歯ごたえもあり種もあります。
甲州百目(こうしゅうひゃくめ)
・不完全渋柿
・10月下旬から11月上旬くらいに出回ります。
・形は釣鐘状
・渋抜きして生食します。「あんぽ柿」にも利用されます。
「あんぽ柿」とは硫黄を使って渋柿を薫蒸したもので、果肉はぜりーのようにやわらかいです。
西条(さいじょう)
・渋柿
・10月上旬から10月下旬くらいに出回ります。
・形は縦長です。
・日持ちはしないので早めに食べます。
・「干し柿」にしてもおいしくいただけます。
「干し柿」とは渋柿を屋外に吊るして乾燥させたものです。
糖度が白い結晶となって表面にあらわれてきます。
平核無(ひらたねなし)
・不完全渋柿
・10月中旬から11月上旬くらいに出回ります。
・形は四角張った扁平です。
・「種なし柿」として出回っています。
他にも「庄内柿」や「おけさ柿」とも呼ばれています。
・出荷するとき渋抜きをおこなうことで甘くなっています。
やわらかく果汁も多く人気があります。
刀根早生(とねわせ)
・渋柿
・9月下旬から店頭に並んでいます。(ハウス栽培ものは7月から)
「平核無(ひらたねなし)」の枝変わりです。
・形は「平核無(ひらたねなし)」と変わりません。
・渋抜き後は甘くなります。
毎年秋ごろから「柿」を見かけるようになると、大好きな果物なので必ず家にストックするようにしています。
でもこんなにも栄養価の高い果物なんて知りませんでした。
よく買うのは「平核無(ひらたねなし)」ですね。
わたしは買ってからちょっとやわらかくなるまで待って食べますね。
そのほうが甘みが増してよりおいしくいただけます。