おせち料理、これだけは手づくりしたい! おすすめベスト3!
一年の始めのお正月。
ちょっと特別なお重の料理である「おせち料理」は一年に一度の楽しみであり、悩みどころ。
美味しいと言いながら食べていた子供時代はいいのですが、いざ大人になってこの時期になると、買ったほうがいいのか、作ったほうがいいのか・・・
三、四段のお重につめる料理を何種類も作るのは大変だし面倒かも。
栗きんとんや伊達巻、黒豆など個々ならスーパーに売っているのでそれをつめたり、おせちをネットでも注文できるのでそれで済ませたりなど・・・
全部を買ったり、全部を作ったりしなくても、作りやすいもの、たくさん食べたいもの、手づくりの方が絶対おいしいものなど一部手づくりって手もいいですよね!
今回はおせちの話と、やっぱり少しでも作りたいと思う人に向けて作りやすい是非とも作りたいと個人的に思っている料理ベスト3をご紹介しますね!
お正月になぜおせち料理?
おせちは漢字で「御節」と書きます。
「節」の漢字から想像できる人もいるかもしれませんが、季節の節目の時に食べる料理です。
もともとは「御節供料理」でしたが略されて「御節料理」となりました。節句はひな祭りや端午の節句が有名ですがお正月も含め五節句があります。
1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日です。
本来の「節句」は「節供」という字でした。
「供」は農耕の土地だった日本の儀式なような風習のあらわれで「節」つまり季節の折り目に神様に作物を供える供物のことを「節供」とし、そのような意味持っていました。
それが、次第に区切りを意味する「句」の漢字をあてるようになり、「節句」として広まりました。
手づくりしたいおせち料理ベスト3!
比較的簡単で、是非とも手づくりしたい!と思うメジャーな3種を選んでみました。
買ったものも美味しいけど、手作りも素敵ですよ?
黒豆
定番!時間はかかるけど外せない!!
「まめ(健康)に一年暮らせるように」
黒は魔除けの色で、邪気を祓い、無病息災を願った料理です。
基本、黒豆、砂糖、醤油、塩でできます。
ただ煮る時間が必要なので29日から仕込むと安心です。
29日に下茹でして、砂糖、醤油を入れ一晩置いて豆を戻します。
30日に本格的にアクを取りつつ煮ます。
煮てから翌日以降に食べるほうが味も馴染むので大晦日は他の料理や仕事で忙しいと思うのでたっぷり早めに作っておけば楽ですね。
圧力鍋を使ったレシピもあるので自分にあったやり方を探してみて下さい。
紅白なます
「平和と平安」を願ったものです。
おせちは普段の料理よりも甘めなものが多いですが、なますは馴染みの酢の物なのでそれに冬らしい柚子をプラスしてスッキリとした味にしてみてください。
大根、人参、柚子の皮を千切りにして、塩を揉み込み水気を絞り、砂糖と合わせたお酢と合えるだけ!
柚子の果汁も加えても美味しいです。
おせち料理は野菜も少なめなのでこれが希少な野菜です。
多めに作って箸休めにもいいですよね。
栗きんとん
きんとんは漢字で「金団」と書きます。
その文字、見た目のように金の団子、つまり金銀財宝を意味し、金運呼ぶ縁起物の料理です。
簡単で安く済ませるには市販の栗の甘露煮、さつまいもがあれば十分。
さつまいもをペーストにして、甘露煮のシロップを混ぜつつ栗を入れれば完成!
もちろん栗100%もできます。
お金と時間があれば挑戦してみてもいいと思います。
一年に一度しかない事をなかなか深くは考える機会がないと思いますが、おせち料理って一年のはじめの大切な料理です。
願いを込めて少し自分の手で作ってみてはいかがでしょうか?
難しくはないものもありますので家族で作っていくのも楽しいですよ!