里芋の保存法は!栄養は!選び方は!
里芋は秋から冬にかけておいしい時期をむかえますよね。
店先でもよく目につくようになります。
独特の食感、煮物などおいしいですからね。
里芋のヌメリが体にいいんだろうなぁとはなんとなく・・・思っています。
買ってきたとき土が付いているのでその分保存はききそうな気はするんですが・・・。
里芋の保存方法や栄養成分きちんと知りこれからの季節活用していきたいです。
目次
里芋とは
・山で採れる山芋に対して、里で採れることから「里芋」と呼ばれています。
・日本には、縄文時代に伝わってきたといわれています。
里芋の保存法
里芋は一袋そのまま買ったときなど、使い切れなくてあまったりすることなどありますよね。
そのまま置いておくのは心配です。
また翌日料理に使う場合でも、袋のままだと少しづつ傷んでいくと思います。
少しでも新鮮にいただくために里芋の保存法を紹介しますね。
土が付いたままの保存
●里芋は寒さと乾燥が苦手ですので冷蔵庫に入れないでください。
冷蔵庫に入れてしまいがちですが、里芋は暖かい産地で採れるものなので冷蔵庫に入れてしまうと低温障害を起こし、痛みが早くなってしまいます。
●土がついたまま新聞紙などに包み冷暗所におきます。
土を洗い落してしまうと乾燥して品質の低下が早まります。
保存する時、傷んでいないかもチェックしましょう。
傷があるものから先に使っていきます。
保存温度・・・常温保存(10℃~20℃前後)で長期間保存ができます。
●泥付きの里芋の保存可能期間・・・1か月程度
●洗った里芋の保存可能期間・・・・1週間程度
里芋の冷凍保存
生のまま冷凍する場合
里芋はよく洗ってから皮をむきます。(半日ほど天日干しすると皮がむきやすくなります。)
軽く塩をまぶしてヌメリやアクを落として水洗いします。
水分をしっかりきってから冷凍します。
料理するときは、凍ったまま煮物などに使います。
皮をむきゆでてから冷凍する場合
鍋に里芋を入れ浸かるぐらいの水を入れ火にかけます。
アクがどんどんでてきますが、きちんとすくい取り、半ゆで程度で火は止めます。
ざるにあげ、流水で粗熱をとります。
冷めたら、冷凍します。
ゆでてから皮をむいて冷凍する場合
もっとも手間がかからない方法でもあります。
よく洗ってから、泥を落とし、熱湯で3分ほどゆでます。
冷水にとってから手でむくと、かたい外皮だけがつるりとむけます。
それから冷凍します。
里芋の冷凍保存可能期間・・・・1~2ヶ月程度
里芋の栄養効果
・主成分はでんぷん質です。
里芋のでんぷんは加熱することにより糊化し、消化吸収しやすくなります。
・カリウムはイモ類の中でいちばん多い。
高血圧予防に効果があります。
・食物繊維が豊富、水分も多く低カロリー。
体重を気にしている人にもおすすめできます。
・ガラクタンはヌメリ成分のひとつです。
脳細胞を活性化させ、免疫力を高める効果があるといわれています。
・他にもたんぱく質、ビタミンB群、ビタミンC、などを含み、栄養価の高い野菜です。
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里芋の選び方
・軽いものや柔らかくなっているものは避ける。
・里芋の表面がじゃっかん湿っていて乾燥していないものを選ぶ。
・里芋はふっくらと丸みがあり表面に傷がないものを選ぶ。
・おしりをチェックする。ふかふかしていたら傷んでいます。
・古いものはカビ臭くなることが多いので、臭いをかぐことができる場合には臭いもチェックする。
里芋の品種
代表的な里芋の品種です。
「土垂(どだれ)」
小いも用品種。
関東地方で多く栽培されています。
粘りが強く、やわらかく、煮崩れしにくいので煮物に最適。
一年中出回っています。
「石川早生(いしかわわせ)」
8月頃から収穫される小いも用品種。大きさがそろっている。
十五夜の「お月見」は、「イモ名月」ともいわれ蒸して食べる「きぬかつぎ」に使われます。
「京いも(きょういも)」
親いもだけを食べる品種。
20cmから60cm以上になることも。
地上に伸びる姿が、たけのこに似ているため「たけのこいも」とも呼ばれています。
里芋って縄文時代から伝わって、今まで食されているなんてすごいですね。
イカと煮たり、みそ味にしたり、炒め物にしたりといろいろレシピもありますね。
ちょっと下ごしらえに時間がかかったりしますが、おいしいものをいただくためには手間が必要ですね。