朝食をとる時間はいつ?食べ物は何がいい?
2015/09/30
朝食を食べようと思っても、食べ過ぎると太るのでは?
と心配している人もいるかもしれません。
でも朝食はちゃんとした時間にちゃんと取れば、太りにくい体質にもしてくれるものなんですよ。
朝食は何時に食べればいいのか?
何を食べればいいのか?
それぞれご紹介します!
目次
朝食は生活のリズムを整えてくれる
人間の体内時計は約25時間のリズムで刻まれています。
一日は24時間ですが、それよりも少し長いのです。
朝食にはこの1時間のズレを直してくれる効果があるんですよ。
体内時計は朝になると目が覚めて、夜になると眠くなるという人間の生活をコントロールしてくれます。
朝になると体内の遺伝子が血圧や体温を少しずつ挙げてくれるのです。
朝食を食べると、自然に朝目が覚めて夜眠くなるという一日のリズムを整えやすくしてくれます。
朝食は脳の働きを良くしてくれる
脳が働くときに使われるエネルギーは、主にブドウ糖です。
ブドウ糖は体の中に貯めておくことができないので、コマ目に取ることが必要です。
脳は夜眠っている時にも働いています。
なので、朝起きた時はブドウ糖は不足している状態なのです。
朝食でブドウ糖を取って、脳がちゃんと働くようエネルギーを補給すると、午前中の仕事や活動が活発になりますよ。
ブドウ糖はぶどう、バナナ、いも、米、パン、麺類、ごぼうに多く含まれます。
朝食は太りにくい体を作ってくれる
朝食を食べないと、次の昼食でたくさん食べ過ぎてしまったり、体が栄養を摂り過ぎてしまうこともあります。
人の体は、空腹時間が長いと、飢餓感を覚えて栄養を過剰に取ろうとしてしまうのです。
ダイエットするときは、体内の血糖値を安定させておくことが大切になります。
朝食を抜くと、後で食べ過ぎて、血糖値が急激に上昇してしまうので、3食それぞれの食事できっちりとカロリーを取っていくことが大事なのです。
朝食は朝9時までに食べる
朝食で取った糖分は、大体2~3時間で消化吸収されて、その後体の血糖値は下がっていきます。
お昼ごはんを12時に食べるとすると、朝食を食べるタイミングは朝9時までがいいですね。
朝食は朝起きてすぐ食べなくても大丈夫です。
朝食と昼食の時間を3時間ほどあければ、エネルギーを効率よく吸収することができますよ。
栄養バランスの整った朝食メニュー
忙しい朝の朝食はトースターとコーヒーだけで済ましてしまう、という人も多いかもしれません。
でも、午前中しっかり活動するためにも、栄養バランスの整った朝食を取ることが大事です。
朝はまず糖分を取ることがオススメです。
糖分の中でも、パンや米などに含まれる糖分はでんぷんの形で含まれているので、消化吸収がゆっくりになります。
逆に砂糖に含まれる糖分は、血糖値の増減が激しく、エネルギーの維持が長続きしないのです。
パンとご飯のどちらがいいかというと、ご飯のほうが消化吸収が遅く、エネルギーが長続きするという特徴があります。
でも、パンでも食物繊維を一緒に取ることによって、糖分の消化をゆっくりにすることができますよ。
また、卵やチーズは時間がなくても手軽にたんぱく質を取ることができるので効果的です。
そこに、野菜や果物を加えてあげれば栄養バランスはバッチリですね!
朝食にオススメの食べ物
バナナ
バナナは糖分だけでなく、ミネラルやビタミンなど様々な栄養を取ることができます。
皮を向くだけで食べられるので、忙しい朝にはピッタリですね。
朝食べれば午前中いっぱいくらいお腹が減らないくらい、腹持ちも良い優れものです。
その他にも果物ではグレープフルーツ、キウイ、リンゴなどもオススメです。
シリアル
シリアルは手軽に栄養を取ることができます。
糖分だけでなく、たんぱく質やビタミンを取ることもできます。
長い間満腹感を感じることも嬉しいですね。
糖分は多く含まれているので、ダイエット中の方は気をつけましょう。
ヨーグルト
ヨーグルトはたんぱく質やミネラルが豊富。
糖分やビタミン、食物繊維が含まれている果物やシリアルなどと合わせて食べたりなど、アレンジの効いた食べ方ができるので、好みに合わせていろいろな楽しみ方ができますね。
乳酸菌が腸内環境も整えてくれます。
普段何気なく食べてる朝ごはん。
食べる時間とメニューを意識すると、より効果的に取ることができます。
ダイエット中でも、しっかり朝食を食べて快適な一日を始めましょう!