季節

部屋干し洗濯~臭わなくするには!洗剤は粉末?液体?

2015/05/15

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やっと、気持ちいい季節になってきたと思ったら、またすぐそこまで雨の季節が近づいてきています。

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そこで、気になってくるのが、部屋干しする洗濯物のことです。

洗濯物を部屋干しにした時に、”臭わない”ようにするのは「粉末洗剤」と「液体洗剤」で違いはあるのでしょうか?

どんな工夫をすれば部屋干しした洗濯物が臭わなくなり気持ちよく過ごせるでしょうか?

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臭いの原因

●洗濯後も臭うのは、汚れがきちんと落ちていないからです。臭いの元となる皮脂や汗のたんぱく質などが洗濯しても残ってしまい、残った汚れをエサに細菌が繁殖するんですね。

ですから繊維にからみついている汚れを落とすことにより臭いはなくなります。

●洗濯物を洗濯機の容量以上に入れていませんか?

洗濯機の取扱い説明書にも書いてある(バスタオル○枚、ハンドタオル○枚etc・・・)容量を参考に適量を洗うことが大事です。

たくさん洗濯物をいれると洗濯機がうまくまわれずに水流をおこすことができません。

そうすると洗剤や柔軟剤などが繊維の奥までいき渡らずに、汚れ落ちの効果が半減し、臭いの原因にもなります。

水流の動きがよく、洗剤がよく撹拌される洗濯物の量が適量なんですね。

臭いの対策

●衣類はなるべく放っておかずに、すぐに洗う。

●部屋干しした洗濯物は、「短時間」で乾かすことをこころがける。扇風機で部屋の風を回し、なるべく強めの風を送るなど工夫する。

できたら「除湿機」+「扇風機」がベストですが、光熱費の心配もありますので、「扇風機」だけでも乾きは違ってきますよ。

もし「除湿機」も使う場合は、洗濯物を干した部屋は、密閉してくださいね。

さて、粉末、液体など洗剤によって臭いへ影響はあるのでしょうか?

まずは粉末洗剤、液体洗剤、それぞれの特徴をみてみましょう!

粉末洗剤の特徴

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●洗浄力が強いです。

●粉末洗剤の場合、ほとんどのものが「弱アルカリ性」です。

洗濯物に付く汚れの多くは酸性ですので、汚れと反対のアルカリ性の洗剤の方が汚れが落ちます。

●普段着や丈夫な綿・麻や合成繊維を洗うときに向いています。

●粉が水温が低いと溶け残りが起きやすく、溶け残りの洗剤が洗濯漕の汚れの原因となる場合もあります。

●一部の製品を除いて蛍光増白剤が含まれています。

蛍光増白剤が含まれていると「白いもの」がより白くなる一方で「色・柄物」には不向きかもしれません。

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液体洗剤の特徴

●液体洗剤は、「中性」か「弱アルカリ性」、ごく一部の銘柄に「弱酸性」のものがあり、洗浄力は粉末洗剤より弱くなります。

●洗剤が混ざりやすいので溶け残りの心配はありません。

●濃縮によって使用量が減り、すすぎも1回で済むので時間短縮にもなります。

●中性洗剤はデリケートな生地の衣類に適しています。

部屋干しのとき臭わない洗濯法は?

洗濯するときに、液性タイプの酸素系漂白剤を洗剤と一緒に使用するといいようです。(粉末洗剤・液体洗剤の違いは、生地の種類だったり、時間に余裕がある場合か無い場合かなどいろんな条件でその時にあった種類の洗剤を使う。)

漂白剤といっても色・柄ものにも使え、毎日のように使い続けることによって、皮脂の汚れを防ぐことができ、柔軟剤などの香りも効果がでやすくなります。

粉末洗剤を使うときは、汚れが落ちやすいですが、粉末洗剤は水に溶けにくいので洗剤をお湯で溶かすことが大事です。

お湯が出るタイプの蛇口じゃなかったら洗面器などでお湯をいれて洗剤を溶かす。

洗う水温は30℃前後が適しています。水温は高いほうが汚れは落ちますが、水温が高すぎると色落ちしたりハリやツヤがなくなり生地も傷めます。

洗濯絵表示に書いてある「30」「40」「60」は水温の上限数字なんですね。
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洗剤の使用量は?

洗剤は、量を多く入れれば入れるほど汚れが落ちてきれいになると思っていませんか?

しかしある程度の濃さになると汚れの落ち方は変わらなくなるそうです。ですから表示されている使用量を守ったほうが賢明ですよね。

梅雨の時期など、せっかく洗濯しても嫌な臭いがしたら気分が、ブルーになってしまいますから、洗濯も毎日の積み重ねが大事ですね。

●汚れをきちんと落とすこと!
(案外落ちてるつもりの状態で過ごしているのかも・・・)

●時間をかけず早く乾かすこと!

●洗濯する時、洗剤と一緒に酸素系漂白剤も入れること!

以上、部屋干しのとき臭わなくするための3つのポイントを雨の日は特に注意したいですね。

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