健康

夏野菜の種類は?栄養は?旬のものは体にいい!

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夏野菜のイメージは色が鮮やかでカラフルな感じです。

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赤、緑、黄色など・・・

暑い日が続き、食欲も減退気味になったりしますが、太陽をいっぱい浴びたビタミンカラーの野菜たちを見て元気がでてきたりします。

そんな夏野菜にはどんな種類があり、栄養があるのでしょうか?

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夏野菜の種類と栄養

夏になると冷たい飲み物や食べ物をどうしても欲してしまい、からだにはあまり良くなさそうです。

一方、夏が旬の野菜たちは、そんなわたしたちのからだを元気にするパワーを持っていそうです。

夏になると食べている野菜たちにどんな栄養素が含まれているか次に紹介していきますね。

胡瓜(きゅうり)

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きゅうりが日本に伝わってきたのは、6世紀後半頃だといわれており、江戸時代の頃から本格的に栽培されるようになってきました。

「胡瓜(きゅうり)」の語源は「黄瓜(きうり)」といわれていて、わたしたちが食べている緑色のものはまだ黄色く熟れる前のものです。

種類はなんと400以上あります。

おいしい時期

5月から8月頃

栄養成分

ほとんど95%が水分です。

・カリウム
利尿作用がありますので、むくみの解消などに効果的です。

・ビタミンC
ただし、きゅうりには、ビタミンCを壊す酵素(アスコルビナーゼ)が含まれています。

きゅうりを食べるときは、酸やレモンがこの作用を抑えてくれるので、サラダのドレッシングにレモンを絞ったり、酢の物などにするといいですね。

枝豆(えだまめ)

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完熟する前のやわらかい大豆のことです。

江戸時代の17世紀末頃から枝豆として食べられるようになってきました。

大豆の中でも枝豆専用の品種もあり種類は200以上あります。

おいしい時期

7月から9月頃

栄養成分

・たんぱく質
畑の肉と呼ばれるほど良質のたんぱく質に富んでいます。

・ビタミンB1、B2

・ビタミンE

・カルシウム

・マグネシウム

大豆にはほとんど含まれていない
・ビタミンC
・カロテン
も含まれます。

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莢隠元(さやいんげん)

豆ではなく、生育途中の「いんげん」をさやごと食用にしたものです。

「いんげん」とも呼ばれていますが、「いんげん豆」とは別の種類です。

江戸時代に中国から招かれた「隠元禅師」によって伝わったのでこの名前が付いたという説と「隠元禅師」が伝えたのは「フジマメ」という説もあります。

生育が早くて種まきしてから三度収穫できます。

関西方面では「三度豆」とも呼ばれています。

おいしい時期

6月から9月頃

栄養成分

・カロテン

・ビタミンC
が多く含まれており緑黄色野菜に分類されています。

・ビタミンB群

・カルシウム

・カリウム

・食物繊維

特に若いさやに含まれる
・アスパラギン酸
・リジン
には美肌作りや疲労回復の効果も期待できます。

秋葵(オクラ)

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日本語名は陸蓮根(オカレンコン)、アメリカネリとも言います。

アフリカ原産で日本に伝わってきたのは幕末ごろですが、全国的に食べられるようになったのは近年になってからのことです。

おいしい時期

7月から9月頃

栄養成分

●ペクチン(水溶性食物繊維)
糸を引く独特のねばりの成分は
血圧を下げる効果
血中コレステロールを減らす働きがあります。

●ムチン(複合たんぱく質)
たんぱく質の消化促進
整腸
胃粘膜の保護といった働きがあります。

他にも
・ビタミンB1,B2
・ビタミンC
・カリウム
・マグネシウム
・カルシウム
などからだの免疫力を向上させる夏にぴったりの野菜です。

苦瓜(にがうり)

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強い苦味があるため「にがうり」と呼ばれています。
別名「レイシ」
沖縄では「ゴーヤー」と呼ばれています。

暑い日差しを避けるため、エコのためにも庭先やベランダに「にがうり」のカーテンを植えたりします。

「にがうり」を食べることもできるので暑さ避けと一石二鳥ですね。

おいしい時期

7月から8月頃

栄養成分

●モモルデシン(苦味成分)
胃液の分泌を促し、食欲増進の作用があります。
肝機能を高めて、血糖値の降下にも効果があるといわれています。

●ビタミンC
にがうりのビタミンCは、熱に強く調理してもほとんど失われることがありません。

またにがうりのビタミンCは、レモン果汁の約1.5倍あります。

●カリウム

●カルシウム

●マグネシウム
なども豊富です。

茗荷(みょうが)

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外国にも自生していますが、香味野菜として全国各地で栽培しているのは日本だけです。

私たちが食べているのは、みょうがの地下茎から出る花穂のことで、花みょうがとも呼ばれています。

●「夏みょうが」
6月から8月頃に出るは少し小ぶりのものです。

●「秋みょうが」
8月から10月頃に出るは大きく色も鮮やかです。

●「みょうがたけ」
若い茎を軟白栽培して、ほんの少しだけ日に当て赤みをつけたものです。

おいしい時期

・みょうが
6月から10月頃

・みょうがたけ
3月から5月頃

栄養成分

●アルファピネン(香り成分のもと)
・消化促進
・発汗作用
・食欲増進
・発汗作用
といった効果があり、夏バテ予防にぴったりです。

獅子唐辛子(ししとうがらし)

「ししとう」は獅子唐辛子の略で、甘み種の唐辛子の仲間です。

名前の由来は先端が獅子の口に似ていることから付けられています。

おいしい時期

6月から8月頃

栄養成分

・ビタミンC
多く含まれ、疲労回復や免疫機能を高める効果があります。

揚げる、煮る、焼くなどのいろいろな調理法がありますが、ビタミンの損失を防ぎ、おいしく仕上げるコツは、火加減は強めでサッと加熱することです。

・カロテン
含有量はピーマン以上といわれています。

カロテンは油で調理すると吸収率がアップします。

夏の季節にはやはりその時期に人間が必要な栄養素をそなえた野菜が旬を迎えるということですね。

夏バテなどで食欲がなくなっているときなど季節の野菜を食べると少しづつ回復していく気がします。

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